雲南農業大学と研究協力協定を結び「日中生物共同研究開発センター」を開設

兵庫医科大学は、雲南農業大学と研究協力協定を締結し、同大学内に「日中生物資源共同研究開発センター」を開設しました。
兵庫医科大学と同大学は、2011年よりプーアル茶の生体調節機能に関する共同研究を実施し、筋萎縮性側索硬化症（ALS）発病、潰瘍性大腸炎やメタボリックシンドロームの改善などに関する数多くの研究成果を出しています。これを受け、長期的に友好的な協力を行う目的で、センターを開設することになりました。

2017年5月14日

雲南農業大学（中華人民共和国、雲南省昆明市）

（1）プーアル茶、紅茶、緑茶の生体調節機能についての研究
（2）カフェイン、ポリフェノール、テアニンやテアフラビンなどを含む茶の機能性成分についての研究
（3）雲南地方の生物多様性を有効に利用し、新機能食品や医薬品の開発を推進する。

・センター長は、両大学の学長とする。
・雲南省高原特色農業産業研究院が協力機関として参加する。
・研究センターは人材育成制度を設け、毎年両大学の研究者が定期的に訪問し、交流を行う。
　また、両大学の優秀な学生もセンターにて共同で育成する。