多発性骨髄腫に苦しむ患者さんに新たなる希望をもたらす「アベクマ®点滴静注」の実施施設として国内初の認定

兵庫医科大学病院 （兵庫県西宮市、病院長：阪上 雅史）は、2022年5月9日、患者さんの多発性骨髄腫に対するCAR-T細胞治療「アベクマ®点滴静注」（提供：ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社、以下BMS社）を行える実施施設に認定されました。BMS社によれば、2022年5月9日現在、本認定を受けている施設は国内では当院のみです。

アベクマは単回投与型として承認された個別化免疫細胞療法です。B細胞成熟抗原（以下、BCMA）を標的とするCAR-T細胞療法であるアベクマは、多発性骨髄腫の腫瘍細胞にほぼ普遍的に発現するタンパク質である BCMA を認識・結合し、その結果BCMA 発現細胞に対する細胞傷害作用が発現します。

当院は、難治性の血液がんに対する治療として大きな期待を集めているCAR-T細胞療法に以前から積極的に取り組んでおり、悪性リンパ腫に対するCAR-T療法では国内有数の症例経験を有しています。
この度、再発または難治性の多発性骨髄腫に対して国内で初めて承認されたCAR-T細胞療法である「アベクマ®点滴静注」の治療施設として、本院が国内初の認定を受けました。

【当院で治療を希望する方】
兵庫医科大学病院　血液内科 （担当：吉原 哲）
〒663-8501　兵庫県西宮市武庫川町1番1号　　TEL：0798-45-6886 　※時間：平日（月～金） 9：00～17：00

【報道関係者の方】
学校法人兵庫医科大学　総務部 広報課
〒663-8501　兵庫県西宮市武庫川町1番1号　　TEL：0798-45-6655　　FAX：0798-45-6219　　
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