学校法人 兵庫医科大学
【共同発表】新型コロナ後遺症としての嗅覚障害―インフルエンザ等による従来の感冒後嗅覚障害との違いが判明―
研究
兵庫医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学の都築 建三 主任教授、金沢医科大学医学部耳鼻咽喉科学講座の三輪高喜 名誉教授らの研究グループは、嗅覚専門外来を開設する、昭和医科大学、東京大学、東京慈恵会医科大学、三重大学、名古屋市立大学との共同研究により、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による嗅覚障害が、従来のウイルス性嗅覚障害とは臨床的特徴が異なることを明らかにしました。
COVID-19による嗅覚障害は、従来の感冒後嗅覚障害と比較して、若年者に多く発症し、障害程度は軽微であるものの、質的嗅覚障害である『異嗅症』の合併頻度が高くなることが明らかになりました。また、COVID-19による嗅覚障害であっても、デルタ株までとオミクロン株とでは、その病態が異なることが判明しました。
本研究の成果は、ウイルスによる嗅覚障害は、ウイルス種ならびにその株により神経障害を発生させる病態、機序が異なることを示すものであり、今後のCOVID-19を含めた嗅覚障害患者への対応や治療に貢献することが期待されます。
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