乳房に異常のある方へ
ご自身で乳房にしこりを感じる方、あるいは検診で精密検査が必要といわれた方へ:
しこりがすべてがん、というわけではありません。しかし、自己判断は禁物です。だれが乳がんになっても不思議はありません。かならず乳腺の精密検査を受けることが必要です。勇気をもって受診しましょう。
乳がんといわれた方へ:
 多くの乳がん患者さんは適切な治療を行うことで、なおすことが可能です。乳がんは女性にできるがんのなかで最も多く、日本人女性の16人に1人は乳がんになるといわれています。乳がんの治療において重要なのは、その女性に最も適した治療を行うことです。一口に乳がんと言っても、それぞれの女性によって発生した乳がんの特徴は異なり、治療法も違います。例えば、がんが固まりの場合と、固まりにならずに小さな点状のがんが広がるものでは、手術の方法が違ってきます。また、乳がんは手術だけでなく、“いかに再発を予防するか”、という点も重要です。再発を予防するために、抗がん剤やホルモン剤を使うことがありますが、それぞれのがんの状態や性質によって用いる薬が違ってきます。さらに、その女性の年齢や家庭環境も考慮して、治療法を選択する必要があります。このように、それぞれの女性によって治療法は異なりますが、どの治療法を選択肢するか、患者さん自身で決めるのは難しいこともあります。当科では乳腺を専門とするスタッフが、診断から治療まで担当しますが、医師だけでなく専任の看護師、がんの治療を専門とする薬剤師が所属していますので、必要に応じて対応し、個々の患者さんと相談の上で治療を行っています。
当科を受診するには:
平日の月曜日から金曜日までと、第1,3土曜日の午前中(11時まで)に初診の受付をしています。どなたでも受診していただけます。
紹介状やレントゲンフィルムなどの資料があればそれを持参してください。紹介状がない場合も受診していただけますが、初診料とは別に保険外併用療養費がかかります。セカンドオピニオンの方は、セカンドオピニオン外来を設けています。外来診察担当医一覧など、詳しくは病院のホームページをご覧ください。
http://www.hosp.hyo-med.ac.jp
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