臨床試験、研究

 当教室では乳がんの診療のみならず、臨床試験や研究にも積極的に取り組んでいます。臨床試験では、すでに臨床で使われている薬剤を用いて、より良い治療法を開発するために行います。また未承認の薬剤を使った治験にも参加しています。
また、大学病院の使命として将来の医療の進展を目指した研究も行っています。おもな研究内容は、以下に関するものです。

1) 乳癌の生物学的特徴の解明
2)

臨床試験
各製薬企業からの受託治験 JBCRG、CSPORを含めた国内臨床試験グループとの協同

研究
乳癌の生物学的特徴の解明
乳癌薬物療法の感受性予測や耐性機序の解明
腫瘍および微小環境、さらには宿主因子を含めた予後規定因子の同定
受性予測や耐性機序の解明

3) 予後を規定している因子の同定


当院で乳房の手術を受けられた方へのお知らせ
 当科では、過去に乳房の手術を受けられた方を対象に、術後のすべての検査が終了した後の余った組織を用いた研究を行っています。また、研究には診療で行った血液検査や画像、臨床情報や、治療の内容、再発の有無などを使います。兵庫医大から他の病院へ移られた方に関しては、転院先の病院に問い合わさせていただくことがあります。すべての研究は匿名化して解析し、プライバシーが保たれるようにしています。該当されると思われる方で、詳しい説明をお聞きになりたい方や、ご自身のデータを研究に使ってほしくない方は、当科の医師までご遠慮なくお問い合わせください。
研究の詳細はこちら

 なお、当科で手術を受けた方の臨床情報は、NCD(ナショナルクリニカルデータベース)に登録しています。これは、我が国における治療成績を明らかにする貴重なデータです。詳しい説明をお聞きになりたい方は、当科の医師までご遠慮なくお問い合わせください。

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