復職支援とは
復職に向けて事業主側が提供する様々なザービスやプログラムを総称して復職支援と呼びます。何らかの精神疾患や身体疾患で休職した労働者が、その事業場に戻ることを復職といいますが、いきなり復職させ、元の職場でフルタイムで働くようなことがあれば疾病を再発するリスクが高まってしまうため復職支援があります。
復職支援の5つのステップ
1.休職開始の手続きや休職中の支援
2.職場復帰に対する主治医の判断を仰ぐ
(本人の意思や主治医の見解をしっかりと認識)
3.職場復帰支援プログラムの作成
4.職場復帰決定
(労働者の意思などをしっかり確認することが重要)
5.職場復帰がなされた後のフォローアップ |
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学校法人兵庫医科大学の取り組み
本法人においても、厚労省が提案している復職支援に基づき様々な取り込みをしています。
労働者の心の健康の保持増進のための指針(厚生労働省:メンタルヘルス指針、平成18年度3月に策定)に基づき、労働安全衛生法に基づく労働者の健康管理に関して以下の2つの規定を定めています
・学校法人兵庫医科大学 心の健康問題による職員の休職及び復帰に関する規程

・学校法人兵庫医科大学 心の健康問題による職員の短時間勤務取扱い規程
事業場における治療と職業生活両立支援のためのガイドライン(厚生労働省:平成28年2月策定)が制定されたことに伴い、教職員の傷病に伴う欠勤者、休職者の職場復帰や治療と職業生活の両立を健康管理面から支援するための制度として以下の実施要領を定めています
・「兵庫医科大学 疾病治療と就労及び職場復帰に係わる実施要領」