大学院臨床研究学

Methods and Applications in Clinical Research

教育目標

すべての領域の医師や医療従事者が、科学的かつ臨床に即した臨床研究を実施するために、基本的な臨床疫学や生物統計学、その他の関連する学問領域の知識に加え、必要な技能と求められる態度を身につける。その結果、専門領域や職種を問わず、患者のアウトカムを改善することに繋がる臨床研究を自ら企画し、実施し、解析を行い、国際的に発信できる臨床研究者を育成します。

到達目標

  1. 臨床上の問題を具体的に言語化し、信頼性の高い文献と比較して、解決すべき課題として提示できる。
  2. 臨床研究でよく用いられる基本的な統計的方法・方法論の数理、適用範囲、及び限界を修得できる。
  3. 基本的な臨床疫学・生物統計学の知識を用いて、臨床研究を企画することができる。
  4. 臨床研究に必要な要素を、臨床の現実に応じて設定することができる。
  5. 医療における様々な事象を適切に数値化できる。
  6. 臨床現場から得られたデータを適切にマネジメントできる。
  7. 臨床研究に関連する法制度や倫理を理解し、応用できる。
  8. 生物統計学の原則を理解し、臨床現場から得られたデータに適切に応用できる。
  9. 自らまとめた結果を、臨床の文脈の中で解釈し、関連づけ、英語で発信できる。

大学院博士課程

【4年生】
稲葉 剛志 製薬企業研究開発部門
齋藤 拓也 脳血管内科
藤原 悟 神経内科
【3年生】
井上 靖章 脳神経外科
木下 由宇 脳神経外科
【2年生】
黒木 健至 脳神経内科
田中 優希 臨床薬学
濵﨑 健弥 総合内科
三木 康暢 小児科
美山 真崇 脳神経外科
【1年生】
木村 友哉 循環器内科
下雅意 崇享 理学療法学
髙橋 正彦 循環器内科
柘植 優子 製薬企業研究開発部門
名嘉 祐貴 総合診療科

研究生

ホアン トラタン 脳神経外科(荒木脳神経外科病院フェローシップ)
大野 博司 集中治療科

卒業生

2018年度 内田 和孝(脳神経外科)
村山 弘樹(製薬企業研究開発部門)
高橋 悠里(製薬企業研究開発部門)
2019年度 黄 章徳(製薬企業研究開発部門)
2020年度 岩崎 人士(製薬企業研究開発部門)
和田 隆平(製薬企業研究開発部門)
2022年度 金城 典人(脳神経外科)
榊原 史啓(脳神経外科)
森川 暢(総合診療科)
2023年度 新井 秀宜(リハビリテーション科・循環器内科)
根津 麻里(小児科)