- 大学院進学への相談は個別に随時行っております。お気軽にお尋ね下さい。
大学院進学のためのEメール - 2024.06.09
- 黒田先生が第32回日本臨床環境医学会学術集会にてシンポジウム講演を行いました。
- 2024.05.29
- 研究生としてホランさんが研究室に加わりました。
- 2024.05.14
- 技術員の泉美菜子さんが研究室に加わりました。
- 2024.03.24
- 和歌山医科大学との共同研究「コレラトキシンによるIL-1β産生におけるIRE1α」の論文がCell Reports.に掲載されました。
- 2024.03.18
- 黒田先生が環境省のPFASに関する総合研究に採択されました。
- 2024.03.12
- 東京大学との共同研究「マウスSTING刺激物質DMXAAによるヒトSTINGの抑制」の論文がFrontiers in Immunologyに掲載されました。
- 2024.03.07
- 研究医コースの向井さんが大学を卒業しました。
- 2024.01.17
- 中平先生が第52回日本免疫学会学術集会にて研究発表を行いました。
- 2024.01.01
- 技術員の平田翔子さんが研究室に加わりました。
- 2023.12.22
- 糖尿病内分泌・免疫内科との共同研究「潜在性慢性炎症による脳炎症と認知機能低下と炎症細胞のRAGE」の論文がBrain, Behavior, and Immunityに掲載されました。
- 2023.10.22
- 安田先生が第27回日本ワクチン学会・第64回日本臨床ウイルス学会合同学術集会にて研究発表を行いました。
- 2023.10.05
- 黒田先生がメタルバイオサイエンス研究会にてシンポジウム講演を行いました。
- 2023.09.11
- 中平先生、足立先生が第30回日本免疫毒性学会学術年会にて研究発表を行いました。
- 2023.07.27
- 黒田先生が第39回日本DDS学会学術集会にてシンポジウム講演を行いました
- 2023.07.19
- 消化器外科(肝・胆・膵外科)との共同研究「オートファジーの抑制による膵癌細胞の重粒子線感受性の増加」の論文がCellular Physiology & Biochemistryに掲載されました。
- 2023.05.25
- 上田先生がJSICR/MMCB 2023にて研究発表を行いました。
- 2023.04.24
- 黒田先生ががん研究会がん研究にてセミナーを行いました。
- 2023.04.01
- 黒田先生が厚生労働科学研究費「ナノマテリアルを含む化学物質の短期吸入曝露等による免疫毒性評価手法開発のため研究」(代表:足利太可雄)に加わりました。
- 2023.04.01
- 大学院生の中井琢也先生(整形外科学)、研究医コースの淵ノ上瞳月さん、技術員の神山狭織さんが研究室に加わりました。
- 2023.03.31
- 大学院生(関西学院大学修士) 手束さんが大学院を修了しました。
- 2023.03.27
- 黒田先生が日本薬学会第143年会にてシンポジウム講演を行いました。
- 2022.12.13
- 奈良先端科学技術大学院大学との共同研究「肺胞マクロファージによるCD8陽性T細胞増加」の論文がCell Reports.に掲載されました。
- 2022.12.08
- 大学院生(関西学院大学修士) 手束さんが第51回日本免疫学会学術集会にて研究発表を行いました。
- 2022.12.08
- 中平先生、安田先生が第51回日本免疫学会学術集会にて研究発表を行いました。
- 2022.12.07
- 研究医 向井さんが第51回日本免疫学会学術集会にて研究発表を行いました。
- 2022.11.18
- 黒田先生が産業医科大学にてワクチンについての講義を行いました。
- 2022.10.29
- 眼科、皮膚科との共同研究「IL-33誘導性角結膜炎とマウスグループ2自然リンパ球」の論文がAllergology Internationalに掲載されました。
- 2022.10.10
- 大阪大学との共同研究「抗原を樹状細胞に取り込ませるペプチドとその受容体ヌクレオリン」の論文がiScienceに掲載されました。
- 2022.10.07
- 大学院生(関西学院大学修士) 手束さんが第71回日本アレルギー学会学術大会にて研究発表を行いました。
- 2022.10.01
- 松下先生の研究が公益財団法人内藤記念科学振興財団・科学奨励金・研究助成に採択されました。
- 2022.09.22
- 安田先生が第77回日本寄生虫学会 西日本支部大会で研究発表を行いました。
- 2022.09.13
- 足立先生が第29回免疫毒性学会・学術年会にて研究発表を行いました。
- 2022.09.12
- 大学院生 上田さんが第29回免疫毒性学会・学術年会にて研究発表を行いました。
- 2022.09.12
- 研究医 井上さんが第29回免疫毒性学会・学術年会にて研究発表を行いました。
- 2022.09.12
- 研究医 向井さんが第29回免疫毒性学会・学術年会にて研究発表を行いました。
- 2022.07.07
- 大阪大学との共同研究「肺がん患者におけるCpG-ODN(K3)の安全性」の論文がBMC Cancerに掲載されました。
- 2022.07.01
- 黒田先生がAMED ワクチン・新規モダリティ研究開発事業「革新的アジュバント・ワクチンキャリアの開発と技術支援ならびにデータベースの構築 」(代表 國澤純)に加わりました。
- 2022.06.29
- 共同研究である「インフルエンザワクチンアジュバントとしてのハイドロキシプロピルーβーシクロデキストリンの効果と第1相臨床試験」に関する論文がVaccineに掲載されました。
- 2022.06.20
- 黒田先生がICCALRI国際ワークショップで研究発表を行いました。
- 2022.06.09
- 足立先生がJSICR/MMCB 2022合同シンポジウム(第86回日本インターフェロン/サイトカイン学会学術集会/第28回マクロファージ分子細胞生物研究会)にて研究発表を行いました。
- 2022.06.09
- 研究医 向井さんがJSICR/MMCB 2022合同シンポジウム(第86回日本インターフェロン/サイトカイン学会学術集会/第28回マクロファージ分子細胞生物研究会)にて研究発表を行いました。
- 2022.06.04
- 東京大学医科学研究所との共同研究「STINGとCpGのシナジー効果による抗腫瘍免疫の活性化」に関する論文がInternational Immunologyに掲載されました。
- 2022.05.28
- 安田先生が第91回日本寄生虫学会大会で研究発表を行いました。
- 2022.05.25
- 黒田先生が関西学院大学にてワクチンについての講義を行いました。
- 2022.05.19
- 東京大学医科学研究所との共同研究「アジュバント効果を有する植物由来エキスのスクリーニング」に関する論文がInternational Immunologyに掲載されました。
- 2022.05.11
- 松下先生の留学中の研究「肥満細胞活性化におけるDrp1の役割」に関する論文がJournal of Allergy and Clinical Immunologyに掲載されました。
- 2022.04.01
- 坂口祥子さんが技術員として研究室に加わりました。
- 2022.03.30
- 松下先生の総説「IL-33とアレルギー性鼻炎」がAllos Ergon4に掲載されました。
- 2022.03.30
- 黒田先生が第61回アメリカ毒性学会(61st Annual meeting SOT)にてシンポジウム講演を行いました。
- 2022.03.28
- 黒田先生が第127回日本解剖学会総会・全国学術集会にてシンポジウム講演を行いました。
- 2022.03.04
- 松下先生、安田先生が第14回寄生虫感染免疫研究会で研究発表を行いました。
- 2022.01.15
- 産業医科大学との共同研究「光触媒によるアレルギー反応抑制効果」についての論文Toxicsに掲載されました。
- 2021.12.25
- 松下先生の総説「粘膜上皮細胞バリアーとアレルギー性鼻炎」が臨床免疫・アレルギー科に掲載されました。
- 2021.12.20
- 黒田先生がPacifichem2021 (2021 International Chemical Congress of Pacific Basin Societies)にて研究発表を行いました。
- 2021.12.10
- 中平先生が第50回日本免疫学会学術集会にて研究発表を行いました。
- 2021.12.09
- 松下先生が第50回日本免疫学会学術集会にて研究発表を行いました。
- 2021.12.09
- 研究医 向井さんが第50回日本免疫学会学術集会にて研究発表を行いました。
- 2021.12.04
- 足立先生が第25回ワクチン学会にて研究発表を行いました。
- 2021.12.04
- 研究医 向井さんが第25回ワクチン学会にて研究発表を行いました。
- 2021.11.18
- 黒田先生が産業医科大学にてワクチンについての医学部講義を行いました。
- 2021.11.09
- 黒田先生が岡山理科大学にて免疫学の集中講義および大学院講義を行いました。
- 2021.09.17
- 黒田先生が第62回大気環境学会年会にて特別集会の講演を行いました。
- 2021.08.01
- 松下先生の研究が公益財団法人武田科学財団・医学系研究奨励に採択されました。
- 2021.07.02
- 皮膚科との共同研究「皮膚ILC2の動態」に関する論文がJID Innovations に掲載されました。
- 2021.06.22
- 松下先生の留学中の研究「Collaborative Crossマウスを用いた肥満細胞の研究」に関する論文がJCI Insightに掲載されました。
- 2021.05.21
- 鯉田先生(京都府立医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学)が第85回日本インターフェロン・サイトカイン学会学術集会にて研究発表を行いました。
- 2021.05.19
- 黒田先生が第94回日本産業衛生学会にてシンポジウム講演を行いました。
- 2021.05.11
- 黒田先生が千葉大学大学院薬学研究院にて大学院講義を行いました。
- 2021.04.02
- 鯉田先生(京都府立医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学)の「糞線虫感染防御におけるTSLPの役割の研究」に関する論文がBiochemical and Biophysical Research Communicationsにアクセプトされました。
- 2021.04.01
- 黒田先生がCREST細胞外微粒子「環境中微粒子の体内、細胞内動態、生体・免疫応答機序の解明と外因的、内因的健康影響決定要因、分子の同定」(代表 高野裕久)に加わりました。
- 2021.04.01
- 大学院生の上田龍生先生(耳鼻咽喉科・頭頸部外科学)、研究医コースの井上ひなたさん、竹田悠希さんが研究室に加わりました。
- 2021.03.24
- 松下先生の留学中の研究「SCFを介した骨髄由来肥満細胞のプログラミング」に関する論文がAllergyに掲載されました。
- 2021.03.01
- 黒田先生が日本化学工業協会LRI研究に採択されました。
- 2020.08.01
- 研究医コースの向井周さんが研究室に加わりました。
- 2020.07.09
- IL-33産生誘導機序の研究を更新しました。
- 2020.06.05
- サイトを刷新しました。
- 2020.04.26
- 足立先生の「新規IL-33誘導因子の同定」に関する論文がInternational Immunologyにアクセプトされました。
- 2020.04.01
- 関西学院大学の手束祥彩さんが研究室に加わりました。
- 2020.04.01
- 中村真理子さんが技術員として研究室に加わりました。
- 2020.02.15
- 松下先生が第13回寄生虫感染免疫研究会にて研究発表を行いました。
- 2020.02.14
- 共同研究である「IL-33を介したヒドロキシ-β-シクロデキストリンのアジュバント効果」に関する論文がFrontiers in Immunologyにアクセプトされました。
- 2020.02.03
- 江頭志織先生が学外研究員として研究室に加わりました。
- 2020.01.23
- 松下先生の「ILC2活性化におけるRegnase-1の役割」に関する論文がJCI insightにアクセプトされました。
- 2020.01.21
- 黒田先生が第13回次世代アジュバント研究会にてシンポジウム講演を行いました。
- 2019.12.13
- 松下先生が第48回日本免疫学会学術集会にて研究発表を行いました。
- 2019.12.11
- 安田先生が第48回日本免疫学会学術集会にて研究発表を行いました。
- 2019.12.06
- 黒田先生が第42回日本分子生物学会年会にてワークショップ講演を行いました。
- 2019.11.29
- 黒田先生が金沢大学薬学シンポジウム2019にてシンポジウム講演を行いました。
- 2019.11.20
- 安田先生の「線虫感染における好酸球の役割」に関する総説がImmunological Medicineにアクセプトされました。
- 2019.10.26
- 黒田先生が第475回日本皮膚科学会大阪地方会にて教育講演を行いました。
- 2019.10.14
- 共同研究である「インフルエンザ感染におけるZBP-1の役割」に関する論文がInternational Immunologyにアクセプトされました。
- 2019.09.22
- 安田先生が第75回日本寄生虫学会西日本支部大会にて研究発表を行いました。
- 2019.09.20
- 黒田先生が第22回阪大薬-医薬健栄研講演会にて講演を行いました。
- 2019.09.10
- 中平先生が第26回日本免疫毒性学会学術年会にて研究発表を行いました。
- 2019.09.02
- 共同研究である「cGAMPによるIL-33依存性喘息の誘導機構の解析」に関する論文がFrontiers in Immunologyにアクセプトされました。
- 2019.08.09
- 加藤先生(産婦人科学)の「子宮内膜症発症におけるIL-1/IL-33の重要性」に関する論文がFrontiers in Immunologyにアクセプトされました。
- 2019.08.02
- 加藤先生と松下先生が第48回日本インターフェロンサイトカイン学会にて研究発表を行いました。お二人ともポスター賞を受賞しました。
- 2019.08.02
- 黒田先生が第48回日本インターフェロンサイトカイン学会にてシンポジウム講演を行いました。
- 2019.07.22
- 黒田先生が広島大学大学院医系科学研究科にて大学院講義を行いました。
- 2019.06.04
- 黒田先生が千葉大学大学院薬学研究院・薬学部にて大学院講義を行いました。
- 2019.05.28
- 共同研究である「ペリオスチンとIgAの複合体形成」に関する論文がAllergology Internationalにアクセプトされました。
- 2019.04.12
- 黒田先生が第59回日本呼吸器学会学術講演会にてシンポジウム講演を行いました。
- 2019.04.01
- 黒田先生が主任教授に就任しました。
ようこそ免疫学講座へ





免疫は様々な病原体から私たちの体を守ってくれる重要な生体防御のシステムです。免疫細胞は「自己と非自己を認識」することによって病原体を排除すると長年考えられていました。最近ではそれに加え、免疫細胞が有する「危険と危険じゃないものを見分ける能力」も重要であることが明らかになってきました。この能力には免疫細胞が持つ様々な病原体認識センサーが関与しています。このセンサーが正常に働くことで我々は感染症の脅威から身を守ることができるのですが、このセンサーが過剰にあるいは間違った方向に働いた時、本来無害である物質や自分の体の成分に免疫応答が生じてしまいます。これがアレルギーや自己免疫疾患といった炎症性疾患として現れます。特にアレルギー性疾患に関しては、日本のような先進国で増加傾向にありますが、なぜ先進国で増加しているのか?何がきっかけで免疫応答が乱れてしまったのか?などの詳細な機序はいまだ明らかになっていません。
本講座ではアレルギーやアレルギー様の症状を呈する寄生虫感染などを通して、免疫応答のメカニズムを細胞レベルおよび分子レベルで理解することで、アレルギー性疾患をはじめとする炎症性疾患の発症機序を紐解き、疾患の予防や治療に貢献することを目標としています。