What's NEW

2023年01月01日
木下先生、橋本先生、矢原先生の論文がアクセプトされました。
2022年10月11日
第55回日本薬剤師会学術大会参加しました。
2022年10月01日
木下先生、安田さんの論文が薬学雑誌に載りました。
2022年08月22日
第7回日本薬学教育学会大会へ参加しました。
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医薬品情報学

臨床薬学分野

医薬品情報学研究室は2020年度からスタートした研究室です。現在、スタッフ3名、学生12名が所属しています。
薬剤師を取り巻く環境は日々変化しており、平成27年には厚生労働省から「患者のための薬局ビジョン」が示されました。このビジョンでは、薬剤師業務は従来からの対物業務(ものとしての医薬品を取り扱う業務)から対人業務(患者中心の業務)へとシフトしていくことが求められているほか、国民の病気や健康サポートに貢献する健康サポート機能、高度な薬学的管理ニーズへ対応する高度薬学管理機能、かかりつけ薬剤師・薬局といった機能を通じて、薬剤師が地域包括ケアシステムの一翼を担うことが求められています。
このような社会の変化に伴い、薬剤師に求められる職能は日々拡大しています。ご存知の通り、新型コロナウイルス感染症は社会に大きな影響を及ぼしましたが、感染拡大防止や国民へのワクチン接種に薬剤師は大きく貢献しているものの、このことをご存知の方は、あまりおられないかもしれません。当研究室では、このような新たな薬剤師業務に注目し、その社会的効果や薬剤師の心理的変化に関する研究を進めています。このほかにも、日本全国の様々な薬局や病院と連携して、新たな薬剤師業務のあり方やそれらの業務が社会や多職種に及ぼす影響、今後の薬剤師に求められる資質・能力の獲得に向けた教育手法の開発や教育効果の検証をテーマとしています。
これらの研究には研究室に所属する学生が積極的に携わっており、研究室所属学生の学会発表や論文発表の実績も創出されてきました。また、研究テーマに関して科学研究費を獲得することができました。今後も医薬品情報学研究室の持つノウハウを駆使し、所属学生と共に新たなエビデンスの創出と社会に貢献できる薬剤師の輩出に努めていきたいと考えています。

研究室の日常

神戸市国民保護訓練へ!

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こんにちは(^^♪今回はSとUが神戸市国民保護訓練にて、市民役として訓練のサポートをするボランティアに行ってきました!

今回は、2024年に神戸市の総合運動公園で行われるパラリンピック開催に向けてサリンが競技場にまかれた想定で、私たちや他の大学生と一緒に傷病者役になりきりました。今回は、自衛隊、消防、警察などが訓練に参加しました。

 この訓練でどのように各部署の方達が動くのか、またどのように対処されるのかを、傷病者役になりきることで、普段見られない訓練を間近で見ることができたので、貴重な経験となりました。自身の安全を確保してから救助に行くことは、わかっていたつもりでも実際目にしてみるのでは迫力と安心感が全く違い、とても頼りになるお仕事をされているのだなと感じることが出来ました。

 次回もこのような機会があれば、参加したいと思います!

薬学生シンポジウムin和歌山

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2023年9月17日に和歌山で開催された「薬学生シンポジウム」に学部を代表して参加してきました!

人生100年時代に向けて地方や都市部においても医療格差や医療従事者不足、高齢化や過疎化という問題が生じており、薬剤師が多職種と連携しながら医療や介護・セルフメディケーションに関わる中で、地域住民が健康で心豊かに過ごすために何をすべきなのかを近畿の他大学の薬学部とともにグループディスカッションをし、プロダクトを発表しました。

それぞれの地域での問題点や課題について討論を重ね、地域で活躍する薬剤師を目指すためには何が必要なのか考える良い機会になりました!

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