初めまして。2020年入局の河野修二と申します。

私が耳鼻咽喉科・頭頸部外科に興味を持ったきっかけ、当院への入局を決めた理由、また仕事内容に関し、進路で悩まれている皆さんの少しでも参考になるようなお伝えができればと思います。

まず、耳鼻咽喉科・頭頸部外科に興味を持ったきっかけですが、父が内科医であり、自身も将来は内科の道に進むのかな、と漠然と考えていましたが、5学年時の臨床実習で耳科手術を見学した際、手術手技の繊細さと奥深さに触れたことが、初めに興味を持つようになったきっかけでした。自身の性格や長所、また興味のある分野を考えた時に、高い専門性をもって診療に当たれる、また患者さんの生活の質を左右する疾患を扱うことが多く、その機能回復に携われる外科的手技が多数ある耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域に、自身がスキルアップできる可能性を感じました。私は専攻医1、2年目は大学病院にて勤務しておりましたが、助手だけではなく術者として執刀する機会もあり、若手のうちから術者としての経験ができることも魅力の一つではないかと思います。

当院への入局を決めた理由ですが、私は石川県で大学・初期研修を終え、実家が兵庫県のため入局のタイミングで関西圏での勤務を考えていました。実際に当院へ見学に伺った際、指導体制が充実している点、また他大学出身者関係なく歓迎してくれる医局の明るい雰囲気を感じ、入局を希望しました。自身が成長でき、かつ楽しく仕事ができる環境だと想像ができたことを覚えています。実際に入局してからも、入局前に感じていた雰囲気の良さは変わらず楽しく仕事ができていました。

仕事内容に関しても、入局前に得られた情報と変わりなく、主に入院担当、また手術助手として症例の偏りなく経験が積めます。当院は各領域のスペシャリストがおり、専攻医として研修をしながら将来的に自身に合うサブスペシャルティ領域をゆっくり考える機会が十分にあります。

最後になりますが、是非一度見学にいらして耳鼻咽喉科・頭頸部外科の魅力、また雰囲気を感じ取っていただければと思います。