こんにちは、私は2021年度入局の塚本千佳子と申します。

この度"先輩医師からのメッセージ"を書くよう、教授よりご依頼頂き、私も入局先に悩んでいた研修医時代にこのページを見ていたことを思い出しました。今では、当時読んでいたページを書かれた先生と一緒に働いています。当時私が知りたかった内容を簡単にお話したいと思います。

⚫︎現在の仕事内容について
主に大学病院のレジデントは外来業務(専門外来の書記・見学や再診、処置の補助)と病棟業務(手術症例や全身管理が必要な症例の主治医)を担当します。必ず上級医と担当するので、困ったことがあればすぐに聞くことが出来ます。手術日は週2回あり、耳・鼻・腫瘍と満遍なく診ることが出来ます。レジデントが執刀する症例もあり、準備は欠かせません。

⚫︎入局を決めた理由
私は耳鼻科医である両親の影響で、耳鼻咽喉科に興味がありました。学生時代、研修医時代と様々な科に目移りしましたが、やはり小児から高齢者まで、内科的疾患から外科的手技まで幅広く学べる耳鼻咽喉科に魅力を感じ、進むことを決意しました。関西で働きたいという願望のもと入局先を探し始め、この医局の後期研修プログラムに興味を持ち、一度見学のお願いをしました。そこで、外来や手術中の指導や医局員の雰囲気を見て、ぜひ私もこの医局の一員となって後期研修をしたいと思い、二度目の見学の日に入局を決意しました。

⚫︎医局の雰囲気について
耳・鼻・腫瘍チームに分かれていますが、医局員はチームの垣根を越えてコミュニケーションが取りやすく、風通しの良い職場だと思います。出身大学、出身地に関わらず、面倒見の良い先輩が多いので、仕事の事はもちろん、プライベートでも相談に乗ってもらっています。コロナ禍が明けた際には、医局の飲み会に参加できることを楽しみにしています。後期研修医は日々切磋琢磨しながら、一人前の耳鼻科医になれるようお互いを助け合っています。

⚫︎最後に
このページを見られている方は、少なくとも選択肢のひとつとして兵庫医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科教室があることと思います。是非一度見学にいらしてください。一緒に働けることを楽しみにしています。