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ご挨拶


第30回日本救命医療学会総会・学術集会の開催にあたって小谷先生.jpg

この度、私ども兵庫医科大学 救急・災害医学講座ならびに救命救急センターは第30回日本救命医療学会総会・学術集会を開催させていただくこととなりました。歴史と伝統ある日本救命医療学会総会・学術集会開催と言う教室にとって名誉ある大役を仰せつかる事となり教室員一同、身の引き締まる思いで学会準備を進めてまいりました。

学会は、2015 年 (平成27年) 9月11日(金)・12日(土)の日程で、神戸ポートピアホテルで開催致します。11日は、イブニングセミナーとして、兵庫医科大学冠疾患内科主任教授の石原正治先生によるご講演を予定しております。石原先生は「たこつぼ型心筋症」を発見したグループの先生であり、また、救命救急センター内で共に仕事をする仲間です。大変興味深いお話が聞けると期待しております。

さて、「フロンティア」とは、アメリカ合衆国の西部開拓において最前線となった辺境地帯です。転じて「広い可能性を秘めた開拓の対象となる領域」の意味もあります。今回の第30回大会は、先達の努力と志を継承する事に加え、救急医療のさらなる発展と新しい治療の開拓と確立を願い「救急医療のフロンティアをめざして」をメインテーマといたしました。

近年多様化し、同時にリスクの高い救急患者を救うべく昼夜を問わず医療の最前線、すなわちフロンティアで活躍しておられる先生方に、日常の診療の中でご経験された貴重な症例や教訓、ご苦労、さらには救急・集中治療の新たな研究・治療成果をご発表、討議していただき、明日のフロンティアの開拓を目指す集会になることを祈念しております。

シンポジウムでは、昨年に引き続き、「敗血症」をテーマと致しました。昨年度と同じではありますが、今回は今までのエビデンスとそれに基づいた治療ではなく、少し先の未来に期待できそうな理論や治療を議論する場とし、新進気鋭の若い研究者の方々に最新の研究成果をお話していただく予定です。

神戸は、海と山に囲まれ見どころたっぷりの魅力あふれる観光都市です。有名な観光スポットの多くは、三宮・元町エリアとベイエリアなど都心部に集中してあるため、比較的短い時間でたくさんの観光スポットをまわることができます。また、六甲山や有馬温泉などの有名観光地もバスやケーブルに乗って30分程度で行くことができます。ぜひ、学会の前後にお時間があればお楽しみ下さい。

実りある学会になりますよう、皆様の御期待に応えられるよう医局員一同、精一杯の力を振り絞って準備を進めてまいりました。どうか多くの先生方のご参加、そして学会での熱いご討議をよろしくお願いいたします。

平成27年8月吉日

謹白

兵庫医科大学 救急・災害医学講座
小谷穣治