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 化学では、主に1年生を対象とした教育 (基礎化学,基礎物理化学,基礎生命化学,医学概論入門 (アカデミックリテラシー科目),生物化学統合TBL,早期臨床体験実習I,自然科学実習) や、有機化学と計算化学を中心とした研究を行っています。
 化学の講義では、生体内で起こっている多様な生命現象を分子、原子、イオンなどの相互作用として捉え、高校時代よりも一歩進んだ物の見方ができるようになることを目的としています。実習では、物質の状態変化や化学変化を体験し、基本的な実験操作法、データの取り扱い方、実験報告のまとめ方を学び、化学的な現象の奥にある法則について理解していきます。
 研究面では、コンピューターを用いた理論計算によって、有機化学反応や酵素反応がどのように進むのかを明らかにしようと試みています。化学反応では反応過程で原子間の結合が切れたり、新たな結合ができたりして新たな物質が生成します。理論計算を利用して反応過程を可視化することで化学反応の理解が深まり、その反応を様々な方面に応用することが可能になります。また、有機化学反応に用いる新しい触媒の開発や、遷移金属を触媒とした新規化学反応の開発なども行っています。

ニュ―ス

2024/3/28-31
日本薬学会第144年会(横浜)にて研究成果を発表します。
2024/3/18-21
日本化学会第104春季年会(船橋)にて研究成果を発表します
2024/1/1
江嵜講師が准教授に昇進しました。
2023/3/27
日本薬学会第143年会(札幌)にて研究成果を発表しました。
2023/3/22
江嵜講師が兵庫医科大学医学部講義部門ベストティーチャー賞を受賞しました。
2022/11/28
超原子価ヨウ素試薬の新しい反応性の解明に関する論文が、米国化学会誌「Organic Letters」に掲載されました。