研修の特徴

麻酔、ペインクリニック、集中治療医学、救急との連 携体制

当科では、「全身管理」「侵襲医学」「疼痛管理」を三本柱としてこれらを総合的に研修していただくことを心がけています。つまり、単に手術の麻酔をするだけではなく、これにより得た全身管理についての知識・技術をICUやペインクリニックに応用することを目的としています。
この目的達成のために、当科では、研修の目的に応じて三つの研修プログラムを準備しています。

1. 麻酔管理コース(6〜10年):麻酔科研修を主とし、麻酔科標榜医・専門医・指導医の取得を目指します。

2. 疼痛管理コース(6〜10年):麻酔研修により学んだ全身管理・疼痛管理の知識・技術を基盤として、急性疼痛管理、緩和医療(癌性疼痛)の専門家を目指します。

3. 標榜医取得コース(2年):麻酔・集中治療研修により全身管理の基礎を学び、疼痛管理の基本を習得します。麻酔科標榜医の資格を取得できます(書類審査のみ)。「将来、他診療科を専門とする予定だが、全身管理を学んでおきたい。」という方にお勧めです。

本学のように単科への入局により、麻酔科、ICU、ペインクリニックすべてを研修できる施設は全国的にも珍しい存在です。特に、本学では、麻酔科、 ICU、ペインクリニック部のスタッフ全員が麻酔科専門医であることから部署間の連携が円滑であり、研修を行う医師の希望に応じたプログラムを作成するこ とができます。

麻酔科診療部長: 廣瀬 宗孝 教授
集中治療部(ICU)診療部長: 西 信一 教授
ペインクリニック部診療部長: 村川 和重 教授

AIPプログラム(anesthesia/Intensive Care Unit /pain)


AIPプログラム



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