診療実績
診療実績 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 |
2017 | 2018 |
カテーテルアブレーション | 123 | 145 | 149 | 204 | 211 | 236 | 271 | |
(上記のうち心房細動の症例) | 89 | 99 | 128 | 124 | 160 | 205 | ||
新規 恒久的ペースメーカー | 40 | 56 | 48 | 53 | 46 | 65 | 49 | |
新規 植込み型除細動機 | 5 | 5 | 6 | 8 | 9 | 10 | 9 | |
新規 心臓再同期療法 | 10 | 11 | 12 | 4 | 14 | 6 | 11 |
我々の取り組み
心房細動アブレーション前には必ず経食道心エコーを行っております。
安全な手技を目指すためにカテーテルアブレーション前には発作性、持続性を問わず、手技7日前までの経食道心エコー図検査で、左房(特に左心耳と言われる盲端部)の血栓がないことを確認しております。 (鎮静剤を使用しますので、緑内障治療中の方はおしらせください。)
合同カンファレンスで情報共有を行っております
カテーテルアブレーション、心臓電気デバイス植込みは様々な医療スタッフとの連携が必要になります。
医師、臨床工学士、看護師との連携を図るために、毎週木曜日に次週の症例検討会を行っております。これにより患者様の様々な情報を共有致しております。
心房細動は深鎮静で手技をおこなっております。
アブレーションを安全に行うために鎮痛は大変重要です。当院ではデクスメデトミジンとフェンタニルを併用して深鎮静で行い、また鎮静よりも鎮痛を重視しています。
また手術などで使用するBISモニターを用いて、安全に鎮静剤を使用しています。我々での検証ではフェンタニルを用いることで従来のペンタジンを使用するよりも体動やBIS値の上昇を有意に抑制できました。
また鎮静が効きすぎて呼吸が浅くなることもあるために、心房細動アブレーションでは全例で非侵襲的人工呼吸装置(NPPV)と経口エアウェイを使用いたしております。
(*歯科治療中の方は外来でお教えください)