フレイル、身体活動

介護、予防、リハビリテーション

将来の要介護状態を予防するためには、フレイルの予防、対策が重要となります。本研究室では、高齢者がいつまでも自分らしく生活するための健康増進に資する研究に実践的に取り組んでいます。フレイルやサルコペニアを有する状態の方々は、身体活動量が減少しています。この身体活動量の低下による健康への悪影響や、向上させることによって期待される効果を調査しています。フレイルの予防・対策には活発なライフスタイルの確保が重要であることが明らかになってきました。その一つの手段として、自身の身体活動を定量的に把握し、健康増進に向けた取り組みを実施することによる健康への効果を検証しています。

通いの場の利用を想定しない、全く新しいフレイル対策の仕組み

高齢者自身の身体活動を定量的に把握し、健康増進に向けた取り組みを実施する点

高齢者がいつまでも自分らしく生活し、将来の要介護状態を予防すること

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1. Nagai K, Shinmura K, et al. Impact of Isotemporal Substitution of Sedentary Time With Physical Activity on Sarcopenia in Older Japanese Adults. J Am Med Dir Assoc 22(4):876-878, 2021
2. Nagai K, Shinmura K, et al. Physical frailty predicts the development of social frailty: A prospective cohort study. BMC Geriatrics;20(1):403, 2020
3. Nagai K, Shinmura K, et al. Isotemporal substitution of sedentary time with physical activity and its associations with frailty status. Clin Interv Aging 13, 1831-1836, 2018
4. Nagai K, Shinmura K, et al. Physical activity combined with resistance training reduces symptoms of frailty in older adults: A randomized controlled trial. Arch Gerontol Geriatr 76, 41-47, 2018