HTLV-1陽性妊産婦への支援に関する研究
情報更新日 2023年7月31日
シーズ情報
キーワード
HTLV-1陽性、妊産婦、栄養方法、短期母乳栄養、意思決定
分野
母性看護学・助産学
概要
科学研究費基盤研究(C)「短期母乳栄養を選択したHTLV-1陽性妊産婦への訪問助産師による継続支援の開発(研究代表者:下敷領須美子、課題番号:16K12186)」の研究分担者として携わった。
本研究は、短期母乳栄養を選択したHTLV-1陽性妊産婦に対し、助産師が家庭訪問による継続支援を実施し、短期母乳栄養から人工栄養への移行の実態とその支援について、訪問記録から明らかにすることを目的に実施した。担当の助産師による継続した家庭訪問による人工栄養への移行支援の訪問記録の分析から、短期母乳栄養を選択した母親の体験や思い、助産師による具体的な支援内容が明らかになり、3ヶ月という短期間で授乳を終えることを完遂するための助産師の継続的支援の必要性が示唆された。
何が新しいか?
HTLV-1陽性妊婦数は少数であるがために、その意思決定や支援に関する研究は非常に少ない
他の研究に対する優位性は何か?
妊産婦の思いを聞きやすい立場にある助産師が3ヶ月という短期間で授乳を終えることを完遂するために継続的支援する点
どのような課題の解決に役立つか?
陽性妊産婦にとっては、妊娠をきっかけに陽性であることを知ることが多いにもかかわらず、相談できるリソースも少ない状況で、妊娠期間中に栄養方法を決めなければならない難しい状況にあること
他への応用・展開の可能性
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関連する特許
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関連する論文等
参考図表
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研究者情報
氏名 | 田村 康子 |
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所属 | 看護学部 家族支援看護学 |
専門分野 | 母性看護学・助産学 |
学内共同研究者 | 岡本 恵 |
関連リンク | ― |
企業との協業に何を期待するか?
- HTLV-1陽性妊産婦の栄養方法に関する意思決定とその支援について
- HTLV-1陽性妊産婦が選択した栄養方法に応じた継続的な助産師の支援について
本研究の問い合わせ先
兵庫医科大学 大学事務部 研究推進課
E-mail: chizai@hyo-med.ac.jp
Tel: 0798-45-6488