兵庫医科大学病院
腎・透析内科

当科の紹介

兵庫医科大学 内科学腎・透析科のホームページを訪問してくださいまして有難うございます。

当科におきましては、腎臓内科として慢性糸球体腎炎を中心とする腎臓病や種々の電解質障害の診断・治療、 保存期腎不全(透析療法を受けるまでの状態)治療、末期腎不全における透析療法(血液透析・腹膜透析)への導入や 透析患者さんの合併症の治療、急性腎不全や自己免疫疾患などへの特殊血液浄化法を各科の協力のもとに積極的に行っています。


特徴となっている部門

  1. 慢性腎不全患者の食事療法

    高度腎不全患者に対する低蛋白食による治療により、透析療法開始までの時間を延長することに成功しています。 入院治療においては栄養部の協力の下に、体重㎏あたり0.5gの低蛋白食を提供し、同時に家庭での食事療法を 指導する患者教育も行っています。

  2. 腎生検

    尿蛋白・血尿を有する患者に対して、超音波診断装置及びバイオプティガンを用いて安全・確実に腎生検を施行し、 採取された組織を光学顕微鏡のみならず蛍光抗体法, 電子顕微鏡を用いた検討を行い、種々の慢性糸球体腎炎の診断と 治療を行っています。腎生検は年間40例に及びます。

  3. 血液浄化療法

    腎不全に対する血液透析・透析濾過治療に加え、血漿交換・免疫吸着・LDLアフェレーシス等全科にわたる領域の疾患に対して 広く血液浄化療法を行っています。また院内外で発生する急性腎不全・多臓器不全に対して積極的なサイトカインの除去を 目的とした持続的血液浄化療法をICU・CCU・救急部の協力のもと施行しています。

  4. 動脈硬化診断と治療

    腎疾患を有する患者さんは健常者に比較して動脈硬化の進行が早く、早期に発見しそれぞれの患者さんに適応した治療を 開始する必要があります。当科では、負担のない検査を駆使して早期発見に務めております。


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