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兵庫医大形成外科に入局して杉山 優弥

3年目の杉山です。
私が兵庫医大形成外科に入局して4か月ほどが経過しましたが、入局して気づいた数多の魅力のうちの2つをお話しさせていただきます。

まず1つは、スタッフの先生方との距離が近く質問しやすいという点です。
もちろん最低限の自己学習は必要ですが、疑問に感じたことは何でも聞ける環境です、というのはどこの医局でもそうだという声が聞こえますが当科では教授に関しても同様です。経験豊富な教授とも接しやすいのは大きな魅力の一つと言えます。

もう1つはレジデントでも症例を多く経験できる機会が多いという点です。
私はまだまだ未熟者ですがスタッフの先生からアドバイスをもらい、デザインから閉創までを自分でやるという経験を何度もしております。これもまた他院にはない魅力だと思います。

ホームページに載る文章なので真面目な内容となってしまいましたが残りの魅力について知りたいという方はぜひ見学に来てみてください。医局員一同、お待ちしております。

当科の特長吉池 遥南

当院ではレジデントの数が限られていますが、その分一人一人ができることが多い点が強みです。
1年目から様々な手術の助手に加え、執刀する機会も多いです。
執刀と助手をするのでは見方や考え方も大きく変わると思うので、大事な経験になります。
また人数が少ない分、スタッフの先生方に一人一人丁寧に指導していただけるので、大変勉強になります。

また当科では当番制を施行しています。各患者さんにスタッフ、レジデントそれぞれ基本的に一人ずつが担当医につきますが、
毎日の回診はレジデント全員で行っています。そのため皆で各患者さんの情報を共有しており、当直・土日含め当番制が可能なので、
自分の時間をある程度しっかり確保できると思います。処置方法の推移や退院調整含め、基本的に担当医主導ではありますが、
ケースに合わせて皆で相談しつつ行っているので、入院中の全ての患者さんについて継続的に学ぶことができるという意義もあります。

兵庫医科大学形成外科に入局して山本 和也

実際に入局して良かったと特に実感していることを挙げてみると

1、充実した指導体制
顔面神経麻痺関連、眼瞼・眼窩疾患の垣淵主任教授、頭蓋顔面の先天異常、手の先天異常など小児形成の西本臨床教授を始め、各分野に精通したスペシャリストが多数います。勉強したい人間にはこれ以上ない環境だと思います。

2、豊富な症例数
頭頸部・四肢・乳房を始めとする腫瘍切除後の再建症例、顔面骨折などの外傷症例、顔面神経麻痺に対する再建術、ほかにも熱傷、難治性潰瘍、皮膚腫瘍、眼瞼下垂など、バリエーションに富んだ様々な症例を経験できます。

3、相談しやすい医局雰囲気
大きすぎず、小さすぎずバランスのとれた医局体制。現時点ではありますが、主任教授、臨床教授、准教授、講師2人、助教、後期研修医3〜5人体制です。またアットホームで何でも質問しやすい雰囲気です。

4、休暇がflexibleに取得可能
休みは仕事と同様に重要です。うちは休みを取りやすい雰囲気なので、それが働きやすい環境につながっていると思います。

5、魅力的な医局秘書さん
必要以上のストレスを感じずに仕事に励めているのは、日頃の業務を陰で支えてくれている医局秘書さんのおかげです。うちの秘書さんは頼れる自慢の秘書さんです。

もちろん良いことばかりではありませんが、入局して良かったと感じさせてくれることの方がはるかに多いことは保証します。

兵庫医科大学を選んだ理由村西 佑美

はじめまして。後期研修医の村西佑美と申します。
私は東京の病院で初期研修を終え、母校の兵庫医科大学形成外科に入局しました。
入局後は大学勤務を経て、現在は出向中です。

「なんで東京に残らなかったの?なんで兵庫医大にしたの?」と聞かれることがこれまでに幾度とありました。
関西が恋しかったことや母校であることは言うまでもありませんが、私が当医局を選んだ決め手はレジデントをのびのびと成長させてくれるこの医局の環境にあったのだと実感しています。

当医局は比較的少人数ではありますが、大学病院のため症例数は多く、レジデントのうちから様々な症例を経験することができます。さらに、少人数ゆえにスタッフとの距離が近く、手術中はほぼマンツーマンのご指導をいただくこともしばしばで、経験を積みたいレジデントにとってはこの上ない環境です。 また、医局の雰囲気が良いのはさることながら、自由さや個々の尊重していただけるのも魅力の一つです。

私は入局してから2年連続でベトナムの手術ボランティアミッションに参加しており、海外で手術をするという貴重な経験をさせていただきました。医局員の希望に対して前向きに捉えて、サポートしてくれる環境だと実感しています。

ここでお伝えできることはほんの一部なので、実際に見て、聴いて、感じていただくのが一番です。ぜひ一度見学にいらしてください。

大学での研修中島 考陽

はじめまして、後期研修3年目の中島考陽と申します。私は後期研修が始まって最初の2年間を大学ですごしました。
当時は出身大学にも初期研修をした病院にも形成外科がなく、ただ地元が兵庫で、形成外科ってどんなことをしているのだろうかという
興味本位で兵庫医科大学へ見学に来たことが入局するきっかけでした。

見学当日はスタッフやレジデントがフル稼働で働いており、幸いにも多くの手術を見学することができました。
形成外科領域の内容や実際の手術を見たことが無かったので、それこそ頭のてっぺんから足先に至るまで全身にわたって形成外科で手術しているのをみて、こんなにも広い範囲をカバーしているのかと非常に感動したのを覚えています。

当時のレジデントの先輩にも「すごく症例があるので、やる気があるなら穴場やで!」と言われ、よっしゃやったるでという気持ちで入局を決めました。そう決心してからの2年間はあっという間に過ぎていきました。
想像していた以上の業務に追われる日々で、光栄にもやる事がない日というのがほとんどなく充実した日々を送ることができました。
振り返れば、レジデントという立場で学ぶべき基礎や、それを実践する場所を与えてくれた最高の環境であったと感謝しています。

自分が経験した症例をカンファレンスで議論して頂いた経験は、今でも診療に役立っています。
また、スタッフが身近にいることで症例検討などの相談を気楽にできたことも、兵庫医科大学の形成外科ならではの強みだと思います。
どのタイミングで大学勤務になるかは分かりませんが、確実にレベルアップできる環境だと思います。
今後皆さんと一緒に働く機会があれば、是非よろしくお願いします。

入局先を迷っている先生達へ森口 くる美

私は2年間の初期研修の後、3年目の春に兵庫医大に入局して2年半の年月を大学で過ごしました。
今は4年目(医師6年目)の形成外科医として大阪国際がんセンターで働いています。
実家も出身大学も愛知なので、勿論関西に知り合いはおりませんでした。
研修医2年目の私はそんな状態でなんの前情報もなく、色んな医局を ふらふら~ と見学して渡り歩いていました。
見学の1日で分かることなんて知れている...と思っていましたが、兵庫医大に見学にきた日に、1日でもわかる、他の先生方とのいい意味で壁のない仲の良さそうな雰囲気と、明るさに驚かされたのを覚えています。
未知の土地である関西で、アットホームな雰囲気に強く惹かれて思わず入局を即決してしまったというわけです。

一言で形成外科といっても、その分野はかなり多岐にわたります。
頭頸部癌や乳癌の摘出後の再建、顔面骨骨折、小児の奇形、局所麻酔手術などなど...他にも様々です。
私は初期研修期間を市中病院で過ごしていたこともあり、沢山ある分野の氷山の一角しか知らない状態で入局しました。
というか、初期研修のうちに全体を把握しようと思ったらある程度大規模な病院で、ある程度長い期間研修しないと不可能な気がします...が、今はそんなことはおいておきましょう。
要するに、入局してから、1から形成外科を学んできたのです。入局のきっかけは雰囲気の良さでしたが、いざ働き出してみると、雰囲気の良さは勿論、それに加えて上の先生方のバックアップ体制の元、座学・臨床共に大変充実した研修期間を送ることができました。
医局の良さは沢山あって書ききれないので、そこは他の先生達の作文を参考にしていただくとします。

今の私がそうであるように、これから入局してくれる先生方には、入局してから数年後(、十数年後)に振り返った時、もう一度医局を選び直してもやっぱりまたこの医局に入局したいと思ってもらいたいです。
私自身のスキル向上のためだけでなく、成功談も失敗談も含めて自分の経験したことを後輩に伝えることで形成外科の楽しさは勿論、恐さや注意するポイントも共有して一緒に成長していくことができたら嬉しいです。そのためにも、私が上の先生にしていただいたことを下の先生にどんどん受け継いでいきたいと思っています。そして何より、温かくて明るい医局の雰囲気を大事にして。そんな医局の継続を目指しています。

実際、深いこと考えずに直感で入局してみたら楽しいと思います。笑
とりあえず見学へどうぞ。またいつか、お会いできる日を楽しみにしています。

兵庫医科大学形成外科入局にあたり廣畑 沙紀

私は初期研修にあたりしばらくぶりに大都会大阪に戻ってまいりました。
よき先輩方、同期に恵まれて久しぶりの都会生活を満喫しておりました。
ただ、すさまじいスピードで楽しい時間が過ぎていく中で、自分が何をしたいのかが分からない、
楽しいと思える分野はたくさんあるけれど、絶対にこれ!といえる分野を決めきれず、焦りもでてきた2年目。
そんなときに、手術がすき、細かいことがすき、のただそれだけを頼りに、兵庫医科大学の形成外科の見学に寄せていただきました。

そもそも、出身大学にも初期研修病院にも形成外科はなく、
私は形成外科というものに触れたこともなければ、どんなことをやっているのかも何もわからない状態でした。
正直なところ、兵庫医科大学を選んだことに明確な理由があるわけでもなく、
なんとなくよそものの私でも受け入れてくれそうな、そんな気がしたからでした。
でもこれが大正解でした。縁もゆかりもないところに乗り込んでいった私をあたたかく迎えていただき、
こんなにも雰囲気のよい家族のような医局があるのかと小衝撃を受けて帰ったのを覚えています。 私はその1日で決めました。

今となって思えばすごく無謀で、よくそれで選んだねと言われます。自分でも思います。
でも、ご縁があって、兵庫医科大学形成外科のみなさまに受け入れていただき、
こうやって毎日知らないことの連続をできる限り吸収しようと有意義な時間を過ごさせていただいております。
えいやあ!で決めた私の進路は間違っていなかったのだとそう思っています。
優柔不断な私がたった1日で決断したこと、たぶん何か意味があるのでしょうし、
これからもこの決断を後悔することのないよう、充実した日々を送っていきたいと思います。

兵庫医科大学に入局して前川 真理

専攻医1年目の前川真理と申します。
私は、兵庫県出身で金沢医科大学を卒業後、兵庫県内の市中病院で研修を行い、当科に入局させていただきました。
兵庫医大の卒業生でもない私を、あたたかく迎え入れてくださり感謝しています。

働きだして1ヶ月。やっと、最短ルートで外来やオペ室、医局などを行き来できるようになり、日常業務にも少し慣れてきました。

実際に働いてみて、思ったこととしては、見学にきた時に感じたのと同じように医局の雰囲気は良いです。
専攻医の先輩は、一番近い存在で、とても頼り甲斐があり、なんでもすぐ聞くことができますし、
もちろん、スタッフの先生方も丁寧に指導してくださいます。
また、働き出す前に想像していたよりも体力的に無理のない環境です。休日は専攻医で当番制をとっているため、ちゃんとお休みが確保されているのも働きやすい環境の一助となっていると思います。

このページを読んでらっしゃる先生方は入局先で悩んでいることと思います。それぞれの医局にはおそらく良いところも悪いところもあるでしょう。実際に自分の目で見に行って、雰囲気を肌で感じて、ご自身にぴったりの医局が見つかることをお祈りいたします。それが、当医局でしたら、とても嬉しいです。

兵庫医科大学形成外科を選んだ理由三浦 弘暉

後期研修医の三浦弘暉です。簡単に自己紹介でも。岡山県出身で兵庫医科大学に入学。
その後2020年に卒業し、地元岡山で初期臨床研修を行い、その後兵庫医科大学形成外科に入局しました。

「地元岡山に帰って初期臨床研修をしてなぜそのまま岡山に残らなかったのか」と聞かれることがあります。
もちろん出身大学という理由もありますが一番には兵庫医科大学形成外科の医局の雰囲気が私にとって一番合うと感じたからです。

専攻医になることを考えるにあたり、何科になろうか、どこの医局に入ろうかなど考えると思います。
私も初期研修医2年目になり入局先を決めるため色々な大学の形成外科の医局を見て回りました。
どこもとても魅力的であり見学にいく医局全てが入りたいと思えるような場所でした。そのため本当に悩みました。
そして、将来のことを考えた時に「私が専攻医を続けることができる医局」を選ぶことにしました。

形成外科といえば「長時間手術のある科」であり、
他の科の手術の後から手術が始まったりするため終わるのがとても遅くなることもある科です。
そのため体力的にも精神的にも大変だと思います。大変であるならば大変なところでも
私が楽しく専攻医生活ができそうな環境で学びたいと思い、
病院見学で一番私の雰囲気にあった兵庫医科大学形成外科の医局に入りました。
医局の雰囲気だけではなく、周りのスタッフの雰囲気などどれもよく感じました。
働き始めてまだ日が浅いですが、働きやすい環境であることは間違いないと思います。

ここでお伝えできることはほんの一部だと思います。実際に見ることでわかることもあると思うのでぜひ一度見学にいらしてください。

兵庫医科大学形成外科に入局して安見 友香子

はじめまして。平成31年卒の安見と申します。
私は初期研修中は進路選択に大変悩みましたが、形成外科の処置や手術の細やかさ、美しさに魅力を感じてこの道を選びました。
大学での研修では、局麻の小手術から頭頚部再建などの複雑な手術まで様々な症例に触れることができ、そのそれぞれで上級医の先生方の手技や術後管理などを存分に学ぶことができます。学びが多すぎて大変に感じることもありますが、それだけ後期研修としては恵まれた環境なのだと思います。

また、大学での勤務中に産休に入ることになりましたが、温かく送り出してくださり、
復職に際しても柔軟に対応していただけることになりました。
教授が直接相談に乗ってくださったり、上級医の先生方が体調に気を遣ってくださったり、
秘書さんが細やかに対応してくださったりと、この医局で良かったと思うことが多々ありました。

改めて振り返ってみて、研修内容に関しても勤務環境に関しても、とてもよい医局だと感じています。
このページをご覧になっている方の中には、志望科を迷っている方、入局先を迷っている方もおられるかと思います。
是非一度見学に来ていただき、医局の雰囲気を実際に見ていただければ嬉しいです。

後期研修医からの声北中 涼太郎

◎入局するにあたり重視したこと

  • 教授や病院の雰囲気(人間関係)
  • 勤務時間や勤務体制
  • 関連施設(遠方へ行く可能性)
  • 給料
  • 休日出勤、オンコール呼び出しの頻度
  • 病院自体の立地(通勤などしやすさ)
  • ほかの医局との違い(大まかな特徴で)

◎あまり重視しなかったこと(できなかったこと)

  • 医局の規模(人数や関連病院の詳細など)
  • 細かな手術内容(誰が何を専門分野としているか、どんな症例がその病院では多いのか)
  • 専門医がどのようにして取得できるか(入局先での専門医の取りやすさ)
  • どのような先生方が働いているのか(レジデントも含め)
  • 入局後のimage。将来設計。
  • 施設の設備
  • 福利厚生

◎働いてみて感じたこと

  • 忙しさが日によって全然違う
  • 細かいことは見学だけではわからないし、人に聞いてもピンとこない。働いてからわかる。
  • レジデントメンバー(近い年次の先生)が大切。秘書さんも大切。
  • 勤務先はある程度近いほうがいい(通勤で疲れないように、すぐに行けるように)
  • 大変な時や、わからないことがあれば、周りが助けてくれる。聞ける人が多くて助かる。

どこに入局したとしても、どの病院で働き始めたとしても、はじめは目の前のことをやり続けるしかない。
ある程度慣れてきたら、余裕も出てくるはず。
はじめはしんどいことばかりだけど、徐々に楽しいこともでてくる(^^)頑張ろう!!