病原微生物学講座


兵庫医科大学 医学部・大学院 医学研究科
教室概要

 講座ホームページへのご訪問ありがとうございます。病原微生物学講座は(旧)細菌学講座を前身とし、兵庫医科大学における微生物学教育・研究および人材育成を担う講座として開講されました。

 本学開学(昭和47年)後、昭和48年(1973年)1月2日、 庄司宏教授を初代教授として細菌学講座が開講され、カリキュラム作成、教育実習用器材の整備、視聴覚教材の作製が行われました。第二代教授 田村俊秀教授時代には、国内では他に先駆けてHelicobacter pylori研究の礎を築くなどの功績を挙げています。田村教授御退官の後、当時 免疫・医動物学講座 助教授であった筒井ひろ子が本講座 教授へと転任するとともに、細菌学・ウイルス学のさらなる研究推進を目指して講座名を病原微生物学講座と改名しました。現在は主に病原体感染病態を、病原体固有の感染メカニズムとそれに対する宿主応答メカニズムの両者に視座を据えて研究しています。

 近年、O157腸管出血性大腸菌集団感染や新型インフルエンザのアウトブレイに代表される新興感染症の脅威がクローズアップされてきました。さらに、結核や百日咳など、既に撲滅したと思われている感染症が再興しています。加えて、炎症性腸疾患、胃・十二指腸潰瘍や胃癌などの難知性慢性疾患に微生物感染が関与する可能性が指摘されています。このように、ヒト(宿主応答)と病原体との関係は益々大きな問題となり、その解明を担う基礎的研究は非常に大きな意義を持ちます。今後ともさらに研究室活動を発展させていきたいと考えています。

■主任教授
 筒井ひろ子  【専門分野:感染免疫学】

■所在地
〒663-8501 兵庫県西宮市武庫川町1-1
兵庫医大9号館5階
TEL 0798-45-6548
FAX 0798-40-9162

◇研究内容・専門分野
1. 黄色ブドウ球菌感染を契機とするアトピー性皮膚炎の研究
2. ヘリコバクターピロリの病態と、その遺伝子解析
3. ヘルペスウイルスの病態と疫学

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