2023年7月現在、手術室業務には9名の臨床工学技士が従事しており、急性医療総合センター4階の手術センターおよび5階のアイセンターにて業務に従事しています。
手術センターは医療機器の数・種類ともに院内で最も多い部署で、医療機器は高度複雑化しており医師、看護師だけでは対応が難しく専門性をもった臨床工学技士の存在が必要不可欠となっています。
さまざまな手術で使用される機器の準備・操作などの医療技術の提供をはじめ、医療機器のトラブル対応・修理対応なども行っています。
また、手術室には医療機器だけでなく医療ガス配管や電源設備などがあり、これらも手術をする上では医療機器と同様に専門知識をもった臨床工学技士による迅速な対応が必要不可欠となります。
■ 手術室関連トラブル・修理対応
■ 術中神経モニタリング(MEP、SEP、ABR、AMR、BCR、VEPなど)
■ da Vinci手術 機器セッティング・ドレーピング・トラブル対応
実施診療科:泌尿器科、上部消化管外科、下部消化管外科、呼吸器外科、産科婦人科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科
■ 回収式自己血輸血装置
■ 手術用ナビゲーション(脳神経外科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
■ 仙骨神経刺激療法(SNM) 植込み、外来フォローアップ
■ 脳深部刺激療法(DBS) 植込み
■ 故障点検・使用中点検・終業点検・定期点検等実施機器
・麻酔器 :20台
・電気メス :50台
・内視鏡トロリ :14台
・手術用ナビゲーションユニット :3台
・回収式自己血輸血装置 :3台
・加温ハイフロー輸液ポンプ :1台
・輸液ポンプ :5台
・シリンジポンプ :43台
・TCIポンプ :21台
など