ME機器管理業務


 ME機器管理業務は主に1号館5階のME機器管理室で実施しています。
 
 病院で使用する医療機器を臨床工学部で中央管理を行うことによって、購入から廃棄に至るまでのライフサイクルに関わり 安全かつ有効に活用できるよう努めております。

 病棟で共有できる輸液ポンプ・シリンジポンプ・パルスオキシメータ・人工呼吸器・ 患者監視装置は病棟ごとの定数配置の他に不足状態が起きないよう貸し出しを行っています。
 また、中央管理機器は終業点検・故障点検・ 定期点検を行い、安全かつ効率的に使用できるよう保守管理業務を行い、修理対応を一元管理することで軽微な故障は院内で修理することで機器の稼働時間を確保し、メーカー修理が必要な場合は各業者と連携し修理の早期完了に努めています。

 近年、管理の必要性が問われるテレメータ機器や院内の電波状況の管理も行っています。

 その他、新人向け教育や機器に対する理解を深めるため医師、看護師向けに定期的に勉強会を開催しています。


 当院では、スタッフ全員がME機器管理業務に対応できる業務体制をとっており、トラブル発生時には、日中だけでなく夜間でも迅速に対応できるよう当直者が対応できる体制をとっています。

 その中でもME機器管理業務を専門とするスタッフが中心となり業務レベルの維持・向上に努めています。

当院では臨床工学技士は以下の業務を行っています

■ 機器の中央管理
 ・輸液ポンプ :440台
 ・シリンジポンプ :356台
 ・パルスオキシメータ :280台
 ・経腸栄養ポンプ :77台
 ・セントラルモニタ :39台
 ・テレメトリ送信機 :242台
 ・ベッドサイドモニタ :100台
 ・除細動器 :27台
 ・AED :18台
 ・電気メス :5台
 ・IABP :4台
 ・ECMO :4台
 ・人工呼吸器 :80台 (搬送用7台を含む)

                  など

■ 医療機器の貸出、返却業務

■ 故障点検、使用中点検、終業点検、定期点検

■ ME機器やそれに関する物品の修理対応

■ 機器使用中に発生したトラブルの対処

■ テレメータ管理

■ 機器を安全に使用するための勉強会の開催