UA-26266914-1

本学学生諸君へ

行動目標

基礎生命化学 Fundamental Chemistry for the Life Science

 
 (1) 化学反応の基本的な概念を理解し説明できる。
 (2) 有機化合物の命名法や立体構造を把握し、その正確な構造を表現できる。
 (3) 主要な官能基の物理化学的性質について説明できる。
 (4) 有機化合物の基本的な反応について理解し、その機構を説明できる。
 (5) 代表的な生体内反応を理解し、その機構と生理的意義を説明できる。
 (6) 化学反応の機構と反応速度式の関係について説明できる。
 (7) 速度定数と反応次数を理解し反応速度理論を説明できる。

 

基礎物理化学 Basic Physical Chemistry

 
 (1) 原子の基本構造を理解し、説明することができる。
   (2) 化学結合や分子の相互作用を分類し、内容を説明することができる。
 (3) 内部エネルギー、エンタルピーを理解し、熱力学第1法則を説明することができる。
 (4) エントロピーを理解し、熱力学第2法則を説明することができる。
 (5) ギブスエネルギーと化学ポテンシャルを理解し説明することができる。
 (6) 相平衡と理想溶液の性質、浸透圧の原理を理解し説明することができる。
 (7) 酸・塩基および酸化・還元の基本的な概念を理解し説明することができる。
   (8) ギブスエネルギーを化学平衡、酸化還元平衡、膜平衡に適用し、生命現象の変化の
   方向を説明することができる。

 

自然科学実習 Laboratoly Work in Nature Science

[化学編]
 (1) 容量分析
  キレート滴定によって、試料溶液と水道水に含まれるCa2+やMg2+の濃度を求める。
 (2) 抽出による有機化合物の分離
  化合物の性質を利用し、混合物からそれぞれの化合物を抽出操作によって分離する。
 (3) アスピリンの合成
  身近な医薬品であるアスピリン(アセチルサリチル酸)の合成を通じて、基本的な
  有機合成の操作法を身につける。
 (4) 加水分解反応の反応速度と温度依存性
  アスピリン加水分解反応の速度定数を様々な温度で測定し、活性化エネルギーを求めることで
  基本的な反応速度理論を習得する。
 (5) 分子模型
  簡単な有機化合物の分子模型を用いて、分子の三次元的な構造に対するイメージを養う。
 (6) 振動反応
  BZ反応,Briggs-Rauscher反応を通して化学の面白さを体験する。