本学学生諸君へ化学は物質に関する科学であり、その組成や相互作用を研究する学問です。生物といえども物質の一形態であり、生命活動は物質の相互作用に他なりません。したがって、医学における化学は、生体が示す様々な現象を物質のレベルで理解するための基礎となる学問と位置づけられます。本学の化学関連授業科目では、「基礎生命化学」で原子・分子の構造と化学の基本的概念、含炭素化合物の構造と性質を学び、「生命物理化学」で物質の挙動を定量化するための理論化学を学びます。これらの授業を通して、学生諸君は生命現象を論理的に理解するための考え方を身につけて欲しいと思います。 |
行動目標基礎生命化学 Fundamental Chemistry for the Life Science (1) 原子の基本構造を理解し説明できる。 基礎物理化学 Fundamental Physical Chemistry for the Life Science (1) 内部エネルギー、エンタルピーを理解し熱力学第1法則を説明できる。 自然科学実習 Laboratoly Work in Nature Science[化学編] |