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科目一覧へ戻る | 2025/04/11 現在 |
科目名/Course title | プレクリニカル教育/Preparatory Course for Clinical Training |
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担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 〔臨床教育統括センター〕 臨床教育統括センター長 〔医学教育センター〕 蓮池 由起子 医学教育センター長 【担当者】 〔医学教育センター〕 今西 宏安 准教授、庄司 拓仁 講師 〔医学教育学〕 常見 幸 准教授 〔臨床教育統括センター〕 柏 薫里 講師、各教員 その他 各診療科教員 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 講義科目 |
時間割コード/Registration Code | T40250 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 4年 |
単位数/Credits | 2.0 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/02/18 |
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教育目標 /Educational Goals |
【目的】 ・臨床現場へ出る際に必要な技能と態度を学ぶ。 ・今までに学んだ知識や修得した技能・態度を,共用試験に向けて再確認する。 ・救急蘇生ができるようになる。 クリニカルクラークシップが導入されたことで、学生が直接患者に接するようになり、今まで以上に能動的な学修ができるようになった反面、学生は臨床現場に出るだけの十分な知識・技能・態度が要求されるようになった。 CBT/ Pre-CC OSCEは本学学生がstudent doctorとして十分な資質を持っていることを担保するものであり、国家試験に準じるこれらの試験に合格することは臨床実習参加への必須条件である。さらにマナー・感染予防・カルテの書き方など、臨床実習に必要な項目を学び、実習が安全、かつ円滑に行えるように準備することも大切である。 【科目キーワード】 「臨床実習(Clinical Training)」 「クリニカルクラークシップ(Clinical Clerkship)」 「CBT(Computer-Based Testing)」 「Pre-CC OSCE(Objective Structured Clinical Examination)」 |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 以下の内容について行動・説明できる。 □ カルテの書き方 □ 病院での電子カルテ・PACSの操作 □ 守秘義務について □ マナー教育 □ 感染予防 □ 医療コミュニケーション □ 臨床実習前に必要な診察法や手技 □ 外科縫合、手洗い、ガウンテクニック □ 静脈採血、心電図電極の装着 □ Pre-CC OSCE・CBT対策 □ 心肺蘇生 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・地域保健や社会福祉のシステムを理解し、必要とする患者とその家族に対して、模擬的に対応できる。 ・医療へのかかりやすさ(accessibility)および医師の働き方(ワークライフバランス)の重要性を説明できる。 ・プライマリケアにおいて必要な能力を有している。 ・豊かな人間性を有し、プロフェッショナリズムを模擬的に実践できる。 ・他者を理解し、互いの立場を尊重した人間関係を構築して、学外の人々や団体と関わることができる。 ・病態の把握ができるよう、身体診察を系統的に実施し、記録できる。 ・緊急を要する病態や疾病、外傷に対する適切な対応を説明できる。ACLSおよびBLSを実施できる。 ・患者及び医療従事者にとって安全な医療を遂行する能力を有している。安全管理及び危機管理を説明できる。 ・基本的治療法の適応を決定し、実施に必要な能力を有している。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 ・主として臨床各科の教員から臨床実習に必要な知識、技能をグループとしてローテーションで学ぶ。 ・そのほかに以下の講義・実習・CBT模擬試験を行う。スケジュールは後日通知する。 ・ガイダンス 医学教育センター長 ・ローテーション実習 各診療科 ・乳房の触診法 (外科学 乳腺・内分泌外科) ・医療面接実習 ・CBT模擬試験(2日間に分けて2回実施) 【準備学修ならびに事後学修に要する時間】 ローテーション実習の前には、各講義につき30分から1時間程度DVD視聴や冊子を読んで自己学修しておくことが前提である。 【成績の評価方法・基準】 すべての実習担当者から提出された評価内容(筆記試験を含む)を集計し総合的に判断する。 事前に連絡のない欠席は論外である。遅刻、態度不良者も当然減点される。 【学生への助言】 本科目は医師となる資質を涵養し、その成長を評価するための科目である。医学生に相応しくない行動、態度があると思われた場合は、教務委員会等における審議を経て、不合格とする場合がある。 Pre-CC OSCEの課題や評価内容は厳格な守秘義務があり、そのためフィードバックも禁止されている。内容の漏洩に繋がる行為はPre-CC OSCE不合格だけではなく、懲戒の対象になると心得ること。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 「診療参加型臨床実習に必要な技能と態度」教育・学習用DVD臨床実習開始前の「共用試験」冊子 【参考書】 「救急蘇生法の指針 2015(改訂5版)」(医療従事者用) 日本救急医療財団心肺蘇生法委員会 監修(へるす出版)2015年 |
その他 /Notes |
【フィードバック方針】 実習形式が多くフィードバックは基本的に行わない。 【オフィスアワー】 実習あるいは多くの講師によるオムニバス形式のため設定しない。 【受講のルール、注意事項、その他】 身だしなみについて 学生は、患者さんを診察するのに相応しい服装、髪型、履物を身につける。判断の基準は、患者さんの立場にたって、不審、不快でないと思われること。不適切な学生は参加させない。 〈白衣(ケーシー)、名札〉 ・こまめに洗濯し、交換すること。しわ、汚れやしみのあるもの、破れたものは着用しない。 ・ずり落ちたズボン等サイズの合わないものは着用しない。裾上げ等を必ず事前に行う。 ・半袖ケーシーの襟や袖からアンダーシャツ、長袖を出さない。厚手の下着等で調節する。 ・肌、下着、Tシャツ等の柄などが白衣やケーシーから透けてはならない。 ・名札は必ず着用し、胸の位置につける。首からかけるタイプは不可。 〈履物〉 ・白色の運動靴、上履きを着用(サンダル、スリッパ、下駄、合成樹脂性の履物は不可)。 ・靴下は必ず着用し、白色を原則とする。くるぶしが十分隠れるものを着用すること。 〈頭髪〉 ・感染予防の観点から白衣に付着させない。 ・寝癖や乱れを整える。 ・茶髪の染髪、染髪を隠す黒彩は不可。 ・女子で白衣にかかる場合は髪をまとめ、ポニーテールではなくお団子にすること。まとまりにくい場合はヘアピンやネット等を使用し、髪が飛び出さないようにする。 ・男子は髪が襟にかからないこと。(後ろでまとめるのは禁止) ・男女とも長い前髪は不可。 〈その他禁止事項〉 ・ペインティングした爪 ・アクセサリー、過度の化粧や香水 ・カラーコンタクト ・刺青、タトゥー ・すべての種類のひげ、長いもみあげ ・喫煙 ・白衣での外出など 〈マスクについて〉 ・マスクは原則として大学配布のマスク、もしくは白色で一定の性能を有するマスク(不織布製)を着用すること。 その他 大学敷地内および周辺道路等、学外の実習施設は禁煙エリアである。白衣着用のまま飲食店等で喫煙した場合も厳罰に処す。実習時間中も当然禁煙である。禁煙誓約書を必ず提出すること。 実習と同じく、特別講義も含め原則として皆勤出席を義務付ける。病欠といえども欠席扱いになるので、各自健康管理には注意すること。遅刻、私語、居眠り、他の作業を行うなどの態度不良は不合格または大幅な減点を行う。 【連絡先】 教育研究棟 2階 西宮教学課 |