![]() ![]() |
科目一覧へ戻る | 2025/04/11 現在 |
科目名/Course title | 英語で学ぶ臨床推論/Clinical Reasoning in English |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 〔社会医学データサイエンス部門〕 森本 剛 主任教授 〔兵庫医科大学〕 吉村 紳一 国際交流センター長 【担当者】 〔兵庫医科大学〕 Rebecca A. Harrison 客員教授 〔英語〕 作間 未織 准教授 〔社会医学データサイエンス部門〕 根津 麻里 助教 〔社会医学データサイエンス部門〕 芳川 裕亮 助教 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 講義科目 |
時間割コード/Registration Code | T40205 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 4年 |
単位数/Credits | 0.5 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/12/23 |
---|---|
教育目標 /Educational Goals |
【目的】 ・臨床推論の考え方を理解する。 ・臨床症例を英語で扱う。 ・英語での議論を体験する。 【科目キーワード】 「臨床推論(Clinical reasoning)」 「症例提示(Case presentation)」 「鑑別診断(Differential diagnosis)」 「症例サマリー(Case representation)」 「英語(English)」 |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 □ よくある症状について、鑑別診断を列挙できる。 □ 患者の病歴と身体所見から適切な疾患(群)を推定できる。 □ 英文で書かれた症例を解釈できる。 □ 症例の要約を英語で記載できる。 □ 英語を用いてカンファレンスを行うことができる。 □ 英語で症例を提示できる。 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・プライマリケアにおいて必要な能力を有している。 ・英文で公表された重要な医学的情報を理解でき、英語での診察に必要な用語が理解できる。 ・行動科学・社会科学など幅広い教養や健康観を身につけ、他者に対して文化的・社会的な側面に配慮できる。 ・指導医や他の医療従事者を含め周囲の人々と適切なコミュニケーションをとることができる。 ・医療に関わる者としての役割を理解し、同級生及び後輩へ指導・助言ができる。 ・基本的治療法の適応を決定し、実施に必要な能力を有している。 ・プロフェッショナリズムを理解し、その実践に必要な豊かな人間性を有している。 ・医の倫理、生命倫理について説明できる。 ・他者を理解し、互いの立場を尊重した人間関係を構築して、学内の人々や団体と関わることができる。 ・難治性の痛みを含め、患者の苦痛を理解できる。 ・臨床研究の意義を説明できる。 ・自己管理能力を身に付け、能動的に医学を学修できる。 ・患者の症状と身体所見、検査所見に基づいた鑑別診断を模擬的に実施できる。 ・総合的・科学的に課題を捉えてICTを活用し、臨床上の疑問点を解決するための情報を収集して評価することができる。 ・各疾患の病因・病態を説明できる。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 授業は全て英語で行われ、ディスカッション、プレゼンテーション形式が主体となる。学生は能動的に授業に参加し、積極的な発言が求められる。 【準備学修ならびに事後学修に要する時間】 ・初回の授業で指定された症例について、各グループの発表日までに、症例の要約、鑑別診断、診断の根拠を英語のPowerPointで作成すること(10時間程度)。 ・毎回、診断学や内科学の教科書を持参すること。 ・授業前に当日の症例について、英文1-2センテンスで要約を作成してくること(1時間程度)。 【成績の評価方法・基準】 1. 授業参加態度(50%) 通常の真摯な参加態度を30%に設定し、積極的な授業参加には加点を行い、遅刻、早退、中抜け、不真面目な授業態度(例、漫画やゲーム、通信)などには減点を行う。 2. グループケースプレゼンテーション(20%) 各グループが担当した症例発表について毎回採点を行う。グループ構成員は、全員同じグ ループ点となる。 3. 英文ケースレポート(30%) US style case presentationの授業の開始時に、英文ケースレポート(A4用紙1枚、手書き)を提出する。 上記1-3を総合して 100%として、65%以上を合格とする。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 「Bates' Guide to Physical Examination & History Taking (13th ed)」 Lynn Bickley、他 著(Wolters Kluwer)2020年 「The Patient History:An Evidence-Based Approach to Differential Diagnosis(2nd ed)」Mark C Henderson、Lawrence M Tierney Jr. 著(McGraw-Hill)2012年 「診察エッセンシャルズ(新訂第3版)」酒見英太 編(日経BP)2020年 英和・和英辞書(種類は問わない) 【参考書】 授業中に適宜、紹介する。 |
参考図書 /Reference Books |
授業中に適宜、紹介する。 |
その他 /Notes |
【学生への助言】 最初は英語が聞き取れなくても、毎回、ケースの予習を行い、教員の身振り、板書を見ていれば、必ず聞き取れるようになります。あきらめずに、授業についてきてください。 【フィードバック方針】 学生からの求めに応じて、個別に解説を行う。 【オフィスアワー】 オフィスアワーを以下の予定で設ける。 授業に関連する質問、発展的な内容については、積極的に利用すること。 ・森本 剛 主任教授 曜日・時間帯:アポイント 場所:社会医学データサイエンス部門 セミナー室[教育研究棟 11階] ・Rebecca A. Harrison 客員教授 曜日・時間帯:第1回目の授業で案内 場所:客員教授室[教育研究棟 5階] ・作間 未織 准教授 曜日・時間帯:アポイント 場所:英語 准教授室[教育研究棟 5階] ・根津 麻里 助教 曜日・時間帯:アポイント 場所:社会医学データサイエンス部門 セミナー室[教育研究棟 11階] ・芳川 裕亮 助教 曜日・時間帯:アポイント 場所:社会医学データサイエンス部門 セミナー室[教育研究棟 11階] 【受講のルール、注意事項、その他】 特になし 【連絡先】 教育研究棟 11階 社会医学データサイエンス部門 セミナー室 0798-45-6487 science@hyo-med.ac.jp |