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科目一覧へ戻る | 2025/04/11 現在 |
科目名/Course title | 医療入門/Introduction to Medicine |
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担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 蓮池 由起子、今西 宏安、庄司 拓仁、常見 幸 【担当者】 大柳 光正、室井 みや、平野 公通、山村 光弘、日笠 聡、髙雄 由美子、吉田 賀一、西村 理恵、中島 弘、大類 隼人、大江 与喜子、北村 聖、八田 昌樹、福島 豊実、西山 利正、平野 智佳子、松本 順司、山本 和利、堀内 俊治、蓮沼 直子、福島 統、米澤 敦子、山口 育子 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 講義科目 |
時間割コード/Registration Code | T40180 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 4年 |
単位数/Credits | 2.5 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/02/21 |
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教育目標 /Educational Goals |
【目的】 臨床実習に臨む前に、医療者としての基盤を構築する。医療と社会との関係を把握し、従来の基礎医学や臨床医学の知識だけでなく、医療コミュニケーション、危機管理、チーム医療、電子カルテ、患者さんの気持ち、行動学、臨床心理学、医療における男女共同参画、臨床研究、研究者倫理、国際保健、アンガーマネジメント、医療人類学、予防医学、性の多様性、医療コーディネーターなど幅広い角度から医療について考える。 【科目キーワード】 「コミュニケーション(communication)」「危機管理(crisis management)」「チーム医療教育(inter-professional education)」「電子カルテ(electronic medical record)」「行動学(behavior science)」「臨床心理学(clinical psychology)」「男女共同参画(gender equality)」「臨床倫理(research ethics)」「国際保健(global health)」「アンガーマネジメント(anger management)」「医療人類学(Medical anthropology)」「予防医学(preventive medicine)」「性の多様性(Sexual diversity)」「医療コーディネーター(medical coordinator)」 |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 □ 良好な医療コミュニケーションの重要性を説明できる。 □ 医学史、本学の歴史を概説できる。 □ チーム医療とグループダイナミクスの医療における重要性を説明できる。 □ 医療と社会との関わりと考え方の変化を概説できる。 □ 統合医療について概説できる。 □ 宗教と医療の関りについて概説できる。 □ 行動学、臨床心理学について概説できる。 □ 患者の行動変容や意思決定を支援する方法について理解できる。 □ 医療における男女共同参画の意義を説明できる。 □ 疾病・障がいがもたらす生活への影響を説明できる。 □ より良い療育生活を支えるためのネットワーク構築について説明できる。 □ 海外の医療の状況と国際保健の在り方を説明できる。 □ 研究者倫理、COIなどについて概説できる。 □ 卒後研修制度・マッチングについて概説できる。 □ 代替医療について概説できる。 □ 地域医療の実際、地域医療政策、医師会の役割を概説できる。 □ アンガーマネジメントの基本を説明できる。 □ 医療における医療人類学の重要性を説明できる。 □ 予防医学、健康診断の意義と重要性を説明できる。 □ 性の多様性を理解し、対応を概説できる。 □ 医療コーディネーターの仕事を通じて患者さんの気持ちを理解する。 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・地域保健や社会福祉のシステムを説明できる。 ・医療へのかかりやすさ(accessibility)の重要性を説明できる。 ・予防医療の理念を理解できる。 ・医療の持つ社会的側面の重要性を説明できる。 ・プロフェッショナリズムを理解し、その実践に必要な豊かな人間性を有している。 ・医の倫理、生命倫理について説明できる。 ・人生の最終段階における医療を説明し、患者とその家族への配慮を理解できる。 ・他者を理解し、互いの立場を尊重した人間関係を構築して、学内の人々や団体と関わることができる。 ・周囲の人々と適切なコミュニケーションをとることができる。 ・自己管理能力を身に付け、能動的に医学を学修できる。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 各方面の専門家を招聘し、講義が中心である。一部は参加型教育を行う。 【準備学習ならびに事後学習に要する時間】 講義予定のトピックスについて、自主的に新聞、書籍などに目を通し、予備知識を蓄えること。時間は指定しない。 【成績の評価方法・基準】 試験およびレポート(感想文)を100%とするが,講義中の態度不良や特別講義の欠席などは減点する(総合評価)。レポート(感想文)は評価し、点数化する。これらは再試験でも適用される。 特に、山口育子氏、米澤敦子氏の講義は必ず出席のこと。欠席の場合は定期試験・再試験受験を認めず不合格とする。その際の点数は出席、授業態度、レポートなど勘案し44点、54点、64点のいずれかとする。止むを得ない事情で欠席の場合は、ビデオによる補講を指定した日時で一度だけ行う。遅刻、私語、居眠り、他の作業を行うなどの態度不良は不合格または大幅な減点を行う。 また、EQテストは必ず受験すること。未受験の場合は不合格にする場合がある。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 多くの講師によるオムニバス形式のため指定しない。 【参考書】 多くの講師によるオムニバス形式のため指定しない。 |
その他 /Notes |
【学生への助言】 講師の話を真摯に傾聴し、積極的に質問すること。 【フィードバック方針】 優れた感想文、あるいは問題のある感想文があればコメントをつけて返却する。 【オフィスアワー】 多くの講師によるオムニバス形式のため設定しない。 【受講のルール、注意事項、その他】 静粛にし、真摯な態度で講義を受けること。 一部は関西学院大学交流科目である。 講義回数は出席を確認した回数とする。すなわち特別講義などで2時限予定されていても、 1回しか出席を取らない場合は、1回と計算する。 なお、この科目は医師となる資質を涵養し、その成長を評価するための科目である(Fitness to Practice)。この科目外であっても医学生に相応しくない行動、態度があると思われた場合は、 教務委員会等における審議を経て、受講不可もしくは不合格とする場合がある。 【連絡先】 教育研究棟 3階 医学教育センター |