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科目一覧へ戻る | 2025/04/11 現在 |
科目名/Course title | 救急と災害/Emergency and Critical Care Medicine |
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担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 〔救急・災害医学 救命救急センター〕 平田 淳一 主任教授 【担当者】 〔救急・災害医学 救命救急センター〕 山田 太平 准教授、小濱 圭祐 准教授、 村上 博基 助教、宇仁田 亮 助教 〔次世代型救急災害医療 救命救急センター〕寺嶋 真理子 特任准教授 〔危機管理医学〕渡邉 暁洋 特任助教 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 講義科目 |
時間割コード/Registration Code | T40080 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 4年 |
単位数/Credits | 1.0 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/02/28 |
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教育目標 /Educational Goals |
【目的】 ・救急疾患(内因と外因)について、病態生理学的な理解に立って救命救急処置、救急診断と 決定的治療法を理解する。 ・重症度と緊急度の科学的な判断、予後予測の方法と総合的な評価方法を理解する。 ・集団災害を通じて、地域医療圏に果たす役割、メディカルコントロールを理解する。 ・紛争地など医療資源が限られた地域での医療活動について理解する。 【科目キーワード】 「ER(Emergency room)」 「救急医学(Emergency medicine)」 「災害(disaster)」 「外傷(trauma)」 「集中治療(Critical care)」 「ラピッドレスポンスカー(Rapid response car)」 「メディカルコントロール(medical control)」 |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 □ 救命救急処置の手順を列挙し、その意義を説明できる。 □ 侵襲の病態生理を理解し、診断と適切な治療法を系統立てることができる。 □ 科学的な重症患者評価法を説明することができる。 □ 基本的な救急診察法、救命救急処置について述べることができる。 □ 重要臓器の救急病態、診断、治療について説明できる。 □ 重症救急疾患における内視鏡や血管造影、外科手術などの侵襲的検査法・治療法を述べることができる。 □ 病院前救護から病院内での決定的治療にまで至る救命・救急の連鎖の重要性を理解し、そのための体制を説明できる。 □ 集団災害、大規模事故における社会と救急医療の関連を理解し、備えと初期対応を述べることができる。 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・医療へのかかりやすさ(accessibility)の重要性を説明できる。 ・他者を理解し、互いの立場を尊重した人間関係を構築して、学内の人々や団体と関わることができる。 ・病態の把握ができるよう、身体診察を系統的に実施し、記録できる。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 救急医学、集中治療医学、外傷医学、災害医学などの総論ならびに、各論を講義形式で行う。 【準備学修ならびに事後学習に要する時間】 教科書の熟読と参考書の参照による、理解の掘り下げと知識の広がりを望む。講義プリント類の配付は、必要最小限とする。 約1時間程度の予習を推奨する。そのために、教科書の該当ページを事前提示する。講義時間中にアトランダムに指名し、解答を求めることがある。 【成績の評価方法・基準】 ・定期試験で評価し、出席状況を参考にする。 ・定期試験問題は、講義担当者が作成する。なお記述問題を含む。 ・再試験は1回のみ行い、定期試験と同様の形式とする。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 「標準救急医学(第5版)」日本救急医学会 監修(医学書院)2014年 【参考書】 「イラストで学ぶクリティカルケア 基本手技とモニタリング」 WC Shoemaker、他 著 丸川征四郎、小谷穣治 監訳(総合医学社)2004年 「経験から学ぶ大規模災害医療 対応・活動・処置」丸川征四郎 編著(永井書店)2007年 「ICUブック(第4版)」PS Marino 著 稲田英一 監訳 (メディカル・サイエンス・インターナショナル)2015年 「災害医学(改訂2版)」NPO 災害人道医療支援会 編(南山堂)2009年 「JRC 蘇生ガイドライン2020」日本蘇生協議会 監修(医学書院)2021年 「外傷初期診療ガイドライン JATEC(改訂第6版)」 日本外傷学会、日本救急医学会 監修(へるす出版)2021年 「救急救命士標準テキスト(改訂第10版)」 救急救命士標準テキスト編集委員会 編(へるす出版)2020年 「日本集中治療医学会専門医テキスト(第3版)」日本集中治療医学会 編 (真興交易医書出版部)2019年 |
その他 /Notes |
【学生への助言】 特になし 【フィードバック方針】 試験についての解説講義を行う(特に低正答率問題) 【オフィスアワー】 要相談 【受講のルール、注意事項、その他】 特になし 【連絡先】 救急災害医学講座医局 |