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科目一覧へ戻る | 2025/04/11 現在 |
科目名/Course title | 社会環境と健康/Environment and health |
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担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 〔社会医学講座 予防医学部門〕 丸茂 幹雄 主任教授 【担当者】 〔社会医学講座 予防医学部門〕 久保田 芳美 講師、江川 可純 助教、若林 一郎 特別招聘教授、髙橋 裕二 非常勤講師 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 講義科目 |
時間割コード/Registration Code | T40060 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 4年 |
単位数/Credits | 1.5 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/01/06 |
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教育目標 /Educational Goals |
【目的】 ・疫学の概念と諸指標を理解する。 ・環境異常による疾病発生のメカニズムを理解する。 ・食品保健、母子保健、精神保健の動向を把握する。 ・生活習慣病の予防法を身につける。 ・英語論文を読解する。 【科目キーワード】 「疫学(Epidemiology)」 「物理環境異常(Abnormal physical environment)」 「母子保健(Maternal and child health)」 「精神衛生(Mental health)」 「栄養学(Nutrition)」 「食品衛生(Food hygiene)」 「生活習慣病(Lifestyle-related diseases)」 |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 □ 環境と健康・疾病との関係の概念を説明できる。 □ 疫学の諸指標について説明し、与えられた条件下で計算できる。 □ 環境要因とそれに関連した疾患との関係および疾患予防法を説明できる。 □ 生活習慣とそれに関連した疾患との関係および疾患予防法を説明できる。 □ 健康の保持増進のための食・栄養を含むライフスタイルの重要性を説明できる。 □ 母子保健・精神保健とそれに関連する医師の役割を説明できる。 □ 環境関連の英語論文を精読し、それに関する討論ができる。 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・予防医療の理念を理解し、地域や臨床の場での実践に参画できる。 ・英文で公表された医学的情報を入手し、英語の医学用語を理解できる。 ・行動科学・社会科学など幅広い教養や健康観を身につけ、他者に対して文化的・社会的な側面に配慮できる。 ・健康な社会づくりを理解している。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 今日環境問題に対する社会的関心がますます高まっている。20世紀には驚異的な科学の進歩が成し遂げられた一方で、以前予想していなかったさまざまな環境問題が発生した。そしてこれらの問題にいかに立ち向かうかは21世紀における人類にとっての大きな課題である。この科目の講義では、人と環境の係わり合いを生態学的および生理学的観点に立って認識し、人類の健康・生存の確保について包括的に捉え、社会および生活環境の変化に対して、生体がどのように適応しているかを学習し、その破綻がどのようにして疾病の発症にいたるかについての理解を深めるとともにその予防について考えることに重点をおく。 【準備学修ならびに事後学修に要する時間】 当日の授業に関連する課題を解決する(約1時間)。 【成績の評価方法・基準】 「試験(マークシート及び筆記)80%、レポート20%」 ただし、試験の評価の中に出席、授業態度を加味する。講義内容により出席必須とする開講日があるため、講義内でのオリエンテーションにより伝達するので注意する事。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 教科書は特に指定しないが、少なくとも一冊は通読することが望ましい。 【参考書】 「国民衛生の動向(2024/2025)」(月刊誌「厚生の指標」増刊71巻 9号)、厚生労働統計協会 編(厚生労働統計協会)2024年 「環境白書 / 循環型社会白書 / 生物多様性白書(令和6年版)」環境省 編(日経印刷) 2024年 |
その他 /Notes |
【学生への助言】 本科目履修には他の臨床科目との横断的知識が要求されるため、それを意識した授業準備を行う事。 【フィードバック方針】 試験についての解説講義を行う(特に低正答率問題)。 【オフィスアワー】 適宜受け付けるが、事前にメールでmiy-sakamoto@hyo-med.ac.jpまでアポイントを取る事。 【受講のルール、注意事項、その他】 科目における課題への理解は、努めて自身において解決する事。 【連絡先】 教育研究棟 11階 社会医学講座 予防医学部門 セミナー室 |