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科目一覧へ戻る | 2025/04/11 現在 |
科目名/Course title | 保健、医療、福祉と介護の制度/Public Health / Health Care and Welfare System |
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担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 〔社会医学データサイエンス部門〕 森本 剛 主任教授、芳川 裕亮 助教、 根津 麻里 助教 【担当者】 〔社会医学データサイエンス部門〕朝尾 直介 非常勤講師、町田 宗仁 非常勤講師、藤田 大輔 非常勤講師、関本 雅子 非常勤講師、田中 茂美 非常勤講師、田所 昌也 非常勤講師 〔感染制御部〕 大谷 成人 講師 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 講義科目 |
時間割コード/Registration Code | T40050 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 4年 |
単位数/Credits | 1.0 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/03/10 |
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教育目標 /Educational Goals |
【目的】 ・少子高齢化社会における社会環境および疾病構造の変化を理解し、保健・医療・福祉・介護 に求められている課題を認識する。 ・健康から健康障害(疾病)、さらには回復後までの疾病の自然史を理解し、健康事象を公衆衛生学的にとらえて問題解決を図る理論と技術を身につける。 ・人の健康に影響を与える環境要因について認識し、健康を保持増進するためには個人的お よび組織的な予防医学的活動が必要であることを理解する。 ・保健・医療・福祉・介護活動が多くの関係者のチームワークによって可能となっていることを理解し、そのリーダーシップをとって包括的医療を行うことができる能力を身につける。 ・日本および国際的な保健医療サービスの組織や機構について理解する。 【科目キーワード】 公衆衛生(Public Health)、健康増進(Health promotion)、保健医療制度(Health care system)、社会保障(Social security)、国際保健(International Health)、産業保健(Occupational health)、環境保健(Environmental health) |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 保健・医療・福祉・介護の制度 □ 保健・医療・福祉・介護の制度とそれらの施設、従事者について説明できる。 □ 医療保険、介護保険、公費医療について説明できる。 □ 高齢者福祉と高齢者医療の特徴を説明できる。 □ 学校保健、産業保健(労働関係法規を含む)と医師の役割を説明できる。 □ 医療の質の評価(質の定義、クリティカル・パス)を説明できる。 □ 医師法、医療法、その他の医療関連法規を概説できる。 □ 医療関連法規に定められた医師の義務を列挙できる。 □ 感染症対策(感染症法、予防接種法、検疫法)について説明できる。 保健統計 □ 人口静態統計と人口動態統計の特徴とその動向を説明できる。 □ 国民医療費の現状と将来予測について説明できる。 地域医療・国際保健 □ 地域医療の機能と体制、地域保健医療計画、地域医療構想について説明できる。 □ へき地医療の現状と課題について説明できる。 □ 地域における保健・医療・福祉・介護の連携の必要性について説明できる。 □ 在宅医療について説明できる。 □ 国際保健活動について説明できる。 社会・環境と健康 □ 健康、障害と疾病の概念を説明できる。 □ 主な感染症の予防法について説明できる。 □ 社会構造(家族、コミュニティ、地域社会、国際化)と健康・疾病との関係を説明できる。 □ 健康管理、健康診断の意義とその事後指導について説明できる。 □ 環境と健康・疾病との関係を説明できる。 □ 生態系の変化が健康と生活に与える影響について説明できる。 □ 各ライフステージにおける主な健康問題を説明できる。 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・地域医療を説明できる。兵庫県の医療に関わる問題を理解している。 ・地域保健や社会福祉のシステムを理解している。 ・生活と疾病予防の関連及び予防接種の重要性を理解している。 ・プライマリケアを理解している。 ・世界における健康に関する問題について知っている。 ・医療の持つ社会的側面の重要性を理解している。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 本学教員の他に、非常勤講師がそれぞれの専門分野についての経験を踏まえた講義を行う。 【準備学修ならびに事後学修に要する時間】 事前に教科書及び資料を読み、疑問点を整理しておくこと(1時間程度)。 講義では実際のデータなどを取り上げて演習を行うので、各自の理解度を把握し、ノートなどにまとめること(0.5~1時間程度)。 【成績の評価方法・基準】 筆記試験80%、授業中の態度20% |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 原則として、各担当者が作成した講義資料を配付するが、教科書を用いて学修することが望ましい。 「公衆衛生がみえる 2024-2025(第6版)」医療情報科学研究所 編(Medic Media)2024年 【参考書】 「国民衛生の動向(2024/2025)」(月刊誌「厚生の指標」2024年8月増刊) 厚生労働統計協会 編(厚生労働統計協会)2024年 「厚生労働白書(令和5年版)」厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/index.html 「環境白書/循環型社会白書/生物多様性白書(令和5年版)」環境省 https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/ 厚生労働省、感染症研究所、環境省、WHO等のホームページからの情報も有用である。 主な保健統計資料については厚生労働省ホームページで閲覧、ダウンロードすることが可能である。(https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/) |
その他 /Notes |
【学生への助言】 医師として保健医療活動に従事する上で、社会と関わりは極めて重要である。本科目では、医師として身につけておかなければならない事項を中心に講義を行う。特に、客員教授、非常勤講師はいずれも各分野における専門家であり、講義を聴くことのできる機会は貴重であるので、欠席しないこと。 【フィードバック方針】 試験についての解説講義を行う(特に低正答率問題)。 【オフィスアワー】 特になし 【受講のルール、注意事項、その他】 特になし 【連絡先】 教育研究棟 11階 社会医学データサイエンス部門 研究室 |