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科目一覧へ戻る | 2025/04/11 現在 |
科目名/Course title | 医の倫理・研究倫理とプロフェッショナリズム/Medical Ethics ・ Research Integrity and Professionalism |
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担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 〔看護学部〕 石川 洋子 講師 (兼担教員) 〔医学教育センター〕 今西 宏安 准教授 〔臨床教育統括センター〕 柏 薫里 講師 【担当者】 〔医療情報学〕 堀 謙太 准教授 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 講義科目 |
時間割コード/Registration Code | T30203 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 3年 |
単位数/Credits | 1.5 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/12/25 |
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教育目標 /Educational Goals |
【目的】 この授業では、医療や研究に関わる倫理について学びます。医師は時に「医師視点」が絶対的であるという思い込みに陥りがちになります。医療の主役はあくまで患者さんやその家族です。この授業を通して「医療は誰のものか」ということを改めて考えることができるようになること、そして倫理的な考え方を求められる場面において、医師として適切な判断ができるようになることを目指します。 【科目キーワード】 「自律尊重(Respect for Autonomy)」 「無危害(Nonmaleficence)」 「仁恵(Beneficence)」 「正義(Justice)」 「人間の尊厳(Human Dignity)」 「個人情報保護(Personal Information Protection)」 「診療情報管理(Medical Information Management)」 「研究公正(Research Integrity)」 「プロフェッショナリズム(Professionalism)」 |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 □ 生命・医療倫理の基本概念を説明することができる。 □ 医療法制度に基づく各種医療情報や個人情報としての医療情報の取り扱い、診療記録の管理とセキュリティについて説明できる。 □ 研究における誠実性、研究者の役割と社会的責任、責任ある研究活動について説明することができる。 □ 倫理的問題に対して患者の意思を尊重し、倫理性・社会性・科学性に基づき、合理的に判断することができる。 □ 医師に求められるプロフェッショナリズムを身につけることができる。 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・プロフェッショナリズムを理解し、その実践に必要な豊かな人間性を有している。 ・医の倫理、生命倫理について説明できる。 ・人生の最終段階における医療を説明し、患者とその家族への配慮を理解できる。 ・難治性の痛みを含め、患者の苦痛を理解できる。 ・臨床研究の意義を説明できる。 ・同級生へ指導・助言ができる。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 講義形式 討論形式 【準備学修ならびに事後学修に要する時間】 準備学修: 毎回授業の前に講義資料を読み、わからないことは調べて、授業中の確認テストに備えてください(120 分)。 事後学修: 授業の内容を復習し、授業の中で扱った倫理的問題について自分の考えをまとめてください(120分)。 【成績の評価方法・基準】 □ 授業中の確認テスト(20%): 第1-6回講義、第11-12回講義 □ レポート(60%): 全授業終了 □ グループ課題(10%): 第7-10回 □ 個人課題(10%): 第7-10回 上記を総合して65%以上を合格とする。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 特に指定しません。 【参考書】 「医療情報 医学・医療編(第7版) 」 日本医療情報技師育成会、他 編 (篠原出版新社)2022年 「医学・生命科学の研究倫理ハンドブック(第2版)」 上里彩子・武藤香織 編 (東京大学出版会)2023年 「シリーズ生命倫理学」(全20巻)シリーズ生命倫理学編集委員会 編 (丸善出版)2012年 「生命倫理と医療倫理(第4版)」 伏木信次・樫則章・霜田求 編 (金芳堂)2020年 「生命医学倫理」トム・L.ビーチャム 著 (麗澤大学出版会)2009年 (絶版入手不可 西宮キャンパス図書館所蔵あり) 「入門・医療倫理Ⅰ(改訂版)」 赤林朗 編 (勁草書房) 2017年 「WMA 医の倫理マニュアル (原著第3版)」 樋口範雄 監訳 (日本医師会)2016年 |
その他 /Notes |
【学生への助言】 この科目は講義による基本的知識の学修と、グループワークにより学生自身が倫理的問題について検討することで学生自身が目指す医師像の明確化と臨床倫理能力(医学教育モデル・コア・カリキュラムPR-01-01・PR-04-01に関連)を育成します。そのため皆さんの主体的な学修姿勢を必要とします。 【フィードバック方針】 確認テスト、グループ課題、個人課題についての解説・コメントは授業中に行います。レポートはMoodleにて個別にコメントします。 【オフィスアワー】 堀 謙太 准教授 曜日・時間帯: アポイント 場所: 医療情報学准教授室(1号館付属棟4階) 石川 洋子 兼担教員 曜日・時間帯: アポイント 場所: 未定 【受講のルール、注意事項、その他】 授業中の私語は他の学生の講義を聴く権利を侵害することになりますので、慎んでください。 授業中に本科目に関連のない作業をしている学生や机に伏して寝ている学生は、出席とは見做しません。 グループワークに欠席した授業回の個人課題は提出できません。 【連絡先】 西宮教学課(教育研究棟2階、Tel: 0798-45-6161) |