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科目一覧へ戻る | 2025/04/11 現在 |
科目名/Course title | チーム医療概論/Outline of Team Medical Care |
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担当教員(所属)/Instructor |
[科目責任者] 医学教育センター 蓮池由起子、臨床教育統括センター 篠原尚、柏薫里 [担当教員] (医学部)常見幸、各教員(薬学部)木下淳、各教員(看護学部)藤本浩一、各教員(リハビリテーション学部)平上尚吾、各教員 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 演習科目 |
時間割コード/Registration Code | T20321 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 2年 |
単位数/Credits | 1.5 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/02/28 |
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教育目標 /Educational Goals |
近年の医療は急速に高度化・細分化し、医療現場において複数の医療専門職の協働(チーム医療)が必須である。また疾病構造や医療に対する社会のニーズも大きく変化しており、単に病気を治すだけでなく倫理的、社会的、心理的にも配慮した全人的医療が求められている。このような患者を中心とした質の高い医療を実現するためには、様々な医療職の高い専門性と相互理解が欠かせない。 本学は医学部・薬学部・看護学部・リハビリテーション学部を擁し、学部間のボーダレスな教育を行っており、他職種の役割や価値観を理解し、円滑なコミュニケーションを図り、共に学び成長する関係を築く能力を養成することを目指している。 本科目では、災害医療における課題(避難所でのベットやトイレ、口腔ケアなど)について、講義や学部混成チームでの体験型演習、チーム討議を行う。各課題に取り組み、チームメンバーと互恵的な関係を築き、多方面からの適切なアプローチとその実践を学ぶことで、チーム医療(多職種連携)についての理解を深める。 (1) チーム医療の概念を理解する。 (2) チーム医療の重要性を体得する。 (3) チーム医療における各医療職の役割や責任、連携について理解する。 (4) 演習課題への基本的対応を学部合同で体験し理解する。 (5) チーム内における望ましいコミュニケーションや取り組み方を習得する。 |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 (1) 医療・保健・福祉における多職種連携について考えることができる。 (2) 多職種連携の重要性と意義について説明できる。 (3) 医療職の役割や責任、連携について説明できる。 (4) 他メンバーと協働して対象者への基本的対応を考えることができる。 (5) 他メンバーと関係性を構築しながら自身の役割を考え遂行することができる。 (6) ICT等を用いて事前学習や情報収集を行い、課題や討議に活かすことができる。 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 □医療の持つ社会的側面の重要性を理解している。 □プロフェッショナリズムを理解できる。 □他者を理解し、互いの立場を尊重できる。 □医療チームの構成員としての役割を理解し、保健・医療・福祉の幅広い職種からなるチーム医療を理解している。 □他者の立場を考えて接することができる。 □様々な病気や障がいを知っている。 □患者の苦痛を知っている。 □同級生と教え合う態度を養成できる。 □ICTを活用し、疑問点を解決するための情報を収集して評価することができる。 □患者及び医療従事者にとって安全な医療を理解している。 □人体構造・機能を理解している。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
最終試験 40%、グループ討議 30%、確認試験 30%。 この科目はチームでの活動が主となり、チームに貢献することが求められる。遅刻や欠席をするとチームへの貢献ができないため、その際のチーム活動に割り当てられた点数は原則無しとなる。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
<教科書> 特になし。 <参考書・その他の教材> 「医療を学ぶあなたへ」著:末廣 謙、伊東 久男、紀平 知樹、常見 幸、西田 喜平次(二瓶社)2017年 その他、必要な資料は各グループ自ら情報を検索し、収集を行うこと。 |
その他 /Notes |
【学生への助言】 各回の授業内容については、授業計画詳細情報を参照 (詳細な時間割、授業内容、グループ配属は追って発表する。) 授業には、チームワーク・ディスカッションを含む。 資料や動画等の提示は自主学習支援ツール(Moodle)を用いて行う。 【準備学修ならびにそれに要する時間】 初回の対面講義前に設定されるオンデマンド講義も本科目に含まれ、オンデマンド講義が演習やチームワーク等の基礎となるため、必ずオンデマンド講義を事前に受講した上で講義に参加すること。なお、初回の対面講義時に、オンデマンド講義の内容をもとにした確認試験(個人試験:IRAT/チーム試験:TRAT)を実施する。 チームワークに必要な知識や資料等は、各チームで自ら情報を検索・収集して準備し、予習すること。 授業1コマあたり2時間程度の事前学習が必要となる。 また、事後の取り組みとして、講義資料や自ら収集した資料等を用いて十分に復習を行うこと。チームで適宜連絡を取り合うなどして、チーム内で情報交換・相互学習などを十分に行うことを推奨する。授業1コマあたり1時間程度の事後学習が望ましい。 【フィードバック方針】 演習内で内容についてのフィードバックを行う。 【オフィスアワー】 講義ではないので設定しない。 【受講のルール、注意事項、その他】 討議に必要な準備はチームごとに行うこと。授業や試験に関する連絡は、授業中の他、Moodle、Web掲示板、大学から付与されたメールアドレスにて行う。必ずメールの転送設定をしておくこと。また、資料はMoodleでアップする。 |