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科目一覧へ戻る | 2025/04/11 現在 |
科目名/Course title | 早期臨床体験実習Ⅱ/Early Clinical Exposure Ⅱ |
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担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 〔臨床教育統括センター〕篠原 尚 〔医学教育センター〕 蓮池 由起子、庄司 拓仁 〔卒後研修室〕 平野 公通 【担当者】 〔臨床教育統括センター〕柏 薫里、各担当教員 〔医学教育センター〕 今西 宏安、各担当教員 〔医学教育学〕 常見 幸 〔心理学〕室井 みや |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 実習科目 |
時間割コード/Registration Code | T20310 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 2年 |
単位数/Credits | 3.0 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/02/28 |
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教育目標 /Educational Goals |
【目的】 臨床実習に臨む前に、医療者としての基盤を構築する。医療と社会との関係を把握し、従来の基礎医学や臨床医学の知識だけでなく、医療コミュニケーション、危機管理、チーム医療、患者さんの気持ち、臨床心理学、医療における男女共同参画、臨床研究、研究者倫理、国際保健、アンガーマネージメントなど幅広い角度から医療について考える。 【科目キーワード】 「早期臨床体験(Early Clinical Exposure)」 「コミュニケーション(communication)」 |
行動目標 /Course Goals |
【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・地域保健や社会福祉のシステムを理解している。 ・医療へのかかりやすさ(accessibility)の重要性を理解している。 ・地域医療を理解している。兵庫県の医療に関わる問題を知っている。 ・文化的・社会的な知識を有している。 ・プロフェッショナリズムを理解できる。 ・兵庫医科大学の建学の精神および社会への貢献について知り、誇りに感じている。 ・医の倫理、生命倫理について理解している。 ・他者を理解し、互いの立場を尊重できる。 ・医療チームの構成員としての役割を理解し、保健・医療・福祉の幅広い職種からなるチーム医療を理解している。 ・様々な病気や障がいを知っている。 ・患者の苦痛を知っている。 【到達目標(アウトカム)】 医学部低学年の学生が実際に医療の現場を見学し、また介護や福祉を体験することにより、医学生としての自覚をもち、医師への動機をつけることを目的とした臨床医学実習のひとつである。低学年で、医学的知識をほとんど持っていない時期に行われる実習であるため、専門的な知識や手技の修得を目的としたものではない。 施設協働実習 □ 医学部で学ぶ医学が社会でどのように役立っているのかを理解する。 □ 社会的な弱者の立場を知り、それを助けている人々のひたむきな仕事ぶりに触れる。 診療所実習 □ 診療所における地域医療の現場を知る。 □ 卒業生の活躍を見て、自らの将来をイメージする。 □ 受け入れ施設へ適切な御礼の手紙を書くことができる。 エスコート実習 □ 患者さんに挨拶と自己紹介を適切に行うことができる。 □ 患者さんのお話を傾聴し、適切な相槌をうち、会話ができる。 □ 病院内の配置や動線を理解し、案内ができる。 □ 病院の初診からの診療システムを概説できる。 □ 車椅子を扱うことができる。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 10~11月に3週間の期間を設けて施設協働実習、診療所実習、エスコート実習などを実施する。コミュニケーション教育を行う場合がある。 10月3日 3限:施設協働実習オリエンテーション 10月3日 4限:エスコート実習オリエンテーション 10月3日 5限:診療所実習オリエンテーション 11月20日~11月21日:発表会 (施設協働実習、エスコート実習) 予定は変更することがあるので掲示板などに注意すること。 【準備学修ならびにそれに要する時間】 ガイダンスをよく理解すること。時間は指定しない。 【成績の評価方法・基準】 いずれも医療スタッフや患者さんの評価、提出物(期限を守ったかどうかも含め)発表会及び質疑応答に遅刻欠席を含む態度評価を加味して総合的に判定する。特に医療スタッフの評価や態度評価は重視する。 3つの実習すべて合格した場合に本科目は合格となり、1つでも不合格であれば科目として不合格となる。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 特に指定しない。 【参考書】 特に指定しない。 |
その他 /Notes |
【学生への助言】 オリエンテーションで説明する。 【フィードバック方針】 エスコート実習では患者さんのお手紙をチェックしたのち学生に返却する。 【オフィスアワー】 講義ではないので設定しない。 【受講のルール、注意事項、その他】 本科目は医師となる資質を涵養し、その成長を評価するための科目である(Fitness to Practice)。この科目外であっても医学生に相応しくない行動、態度があると思われた場合は、教務委員会等における審議を経て、受講不可もしくは不合格とする場合がある。 身だしなみについて学生は、患者さんを診察するのに相応しい服装、髪型、履物を身につける。判断の基準は、患者さんの立場にたって、不審、不快でないと思われること。不適切な学生は参加させない。 【連絡先】 教育研究棟 2 階 西宮教学課 |