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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2025/04/11 現在

科目名/Course title 基礎医学統合TBL/Horizontal Integration of Basic Biomedical Sciences by Team Based Learning(TBL)
担当教員(所属)/Instructor 【責任者/担当者】
〔遺伝学〕 大村谷 昌樹 主任教授

【担当者】
〔解剖学 細胞生物部門〕 各教員
〔解剖学 神経科学部門〕 各教員
〔生理学 神経生理部門〕 各教員
〔生理学 生体機能部門〕 各教員
〔薬理学〕 各教員
〔遺伝学〕 各教員
〔病理学 病理診断部門〕 各教員
〔病理学 分子病理部門〕 各教員
〔免疫学〕 各教員
〔病原微生物学〕 各教員
授業科目区分/Category 専門科目 
授業種別/Type of class 演習科目
時間割コード/Registration Code T20170
開講学期/Semester 授業計画参照
開講曜限/Class period 授業計画参照
対象所属/Eligible Faculty 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine
対象学年/Eligible grade 2年
単位数/Credits 1.5
教室/Classroom 授業計画参照
連絡先/Contact
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2024/12/27
教育目標
/Educational Goals
【目的】
チーム基盤型学習(TBL:Team-Based Learning)の手法を用いて、基礎医学を水平的に統合して応用課題を考えるトレーニングを行う。各学体系の系統講義を縦の糸とすれば、本科目はいわば横糸であり、これをもって基礎医学科目の理解が完成する。

【科目キーワード】
「チーム基盤型学習(TBL:Team-Based Learning)」「発がん(carcinogenesis)」「感染(infection)」「恒常性(homeostasis)」「免疫(immunity)」「神経科学(neuroscience)」「痛み(pain)」
行動目標
/Course Goals
【到達目標(アウトカム)】
□ 神経科学、特に痛みのメカニズムについて解剖、神経生理、情報伝達などの分野を統合して説明できる。また臨床との関連を概説できる。
□ 腫瘍ならびに発がんのメカニズムについて遺伝子、病理、情報伝達などの分野を統合して説明できる。また臨床との関連を概説できる。
□ 呼吸、循環をはじめ人体の恒常性について生理学、恒常性の破綻による疾患に対する薬物治療について薬理学などの分野を統合して説明できる。また臨床との関連を概説できる。
□ 感染症の発症と生体防御のメカニズムについて病原微生物、免疫、病理などの分野を統合して説明できる。また臨床との関連を概説できる。

【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】
・同級生へ指導・助言ができる。
・人体構造・機能を理解している。
・疾患につながる病態生理の基本を理解している。
・治療につながる病態生理の基本を理解している。
成績の評価方法・基準
/Evaluation
【概要ならびに履修方法】
事前に予習資料を配布する。
1回目:IRAT 一人ずつ予習資料の内容について試験を行う。
    TRAT 6~8名程度の少人数グループに分かれて同じ試験に取り組む。
    解説講義
    追加質問についてタブレットを使ってグループで取り組む。
    上記解説講義
2回目:応用課題1~3にグループで取り組む。
            解説講義
3回目:まとめ試験と解説講義グループ学習ではピア評価を実施する。
            詳細な予定、テーマ、担当教員は後日発表する。

【準備学修ならびに事後学修に要する時間】
予習資料を配布するので必ず勉強すること。3時間以上。

【成績の評価方法・基準】
IRAT 5%、TRAT 25%、応用課題 30%、まとめ試験 40%
優れた発表や積極的な態度には加点し、遅刻や態度不良は減点する。ピア評価も判定に含まれる。
教科書・参考書
/Textbooks
【教科書】
特に指定しないが、各領域の教科書を参照すること。

【参考書】
「TBL-医療人を育てるチーム基盤型学習」瀬尾宏美 監修(バイオメディスインターナショナル)2009年
その他
/Notes
【学生への助言】
積極的に参加し、各グループ内での貢献度を上げること。

【フィードバック方針】
試験の終了後に解説講義を行う。

【オフィスアワー】
特に設けないが、各担当講座にアポイントを取って質問に行くこと。

【連絡先】
教育研究棟 11階 遺伝学 セミナー室 (11A-2)
欠席連絡:
 Unit 1:解剖学細胞生物部門  0798-45-6484
 Unit 2:生理学生体機能部門  saitotos@hyo-med.ac.jp
                mai-yamashita@hyo-med.ac.jp
       薬理学        yakurigaku@hyo-med.ac.jp
 Unit 3:遺伝学        genetics@hyo-med.ac.jp
 Unit 4:病理学分子病理部門  mol-pat@hyo-med.ac.jp

【受講のルール、注意事項、その他】
チーム基盤型学習(TBL)は少人数のグループに分かれ、グループが協調的に課題に取り組み、自主的にディスカッションすることを促す教育方法である。最初に予習資料を配布予定であるので予習をしておくこと。TBLの冒頭で試験を行う(IRAT、TRAT)。その後課題について討論を行い、最後にTBLまとめ試験を実施する。またピア評価も行う。ピア評価未提出、あるいは不適切な評価はチーム全体を減点する。
実験・実習と同じく全出席を原則とする。事前に連絡のない欠席は論外。当該ユニットの評価は受けられない(0点)。10分以上の遅刻は欠席とみなす。前もって病欠などの連絡があれば配慮はするが、当然点数的に不利になることは避けられない。筆記試験だけで評価をしない科目である性質上、救済のための再試験は行わない。
試験、講義、グループ学習で講義室が異なるので注意すること。
該当するデータはありません

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