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科目一覧へ戻る | 2025/03/05 現在 |
科目名/Course title | 原因と病態/Pathology |
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担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 〔病理学 分子病理部門〕 大島 健司 主任教授 【担当者】 〔病理学 分子病理部門〕 佐藤 鮎子 講師、髙島 剛志 助教、結城 美智子 助教 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 講義科目 |
時間割コード/Registration Code | T20080 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 2年 |
単位数/Credits | 2.5 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/12/11 |
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教育目標 /Educational Goals |
【目的】 病気は、様々な障害因子により、正常な構造や生理機能の調和が崩れて起きるが、その本態を論じるためには、病気の原因、発生のしくみ、生体の反応、経過・転帰に関する原理、いわゆる病理学総論を理解することが重要である。 「原因と病態」では、病理学総論として、炎症、免疫反応、創傷治癒、アレルギー、代謝障害、循環障害、感染症の病理学と、がんの分子病態を中心に学修する。 【科目キーワード】 「急性炎症(acute inflammation)」 「慢性炎症(chronic inflammation)」「アレルギー(allergy)」 「組織修復(tissue repair)」 「肉芽組織(granulation tissue)」 「浮腫(edema)」 「血栓症(thrombosis)」 「塞栓症(embolism)」 「梗塞(infarction)」 「止血(hemostasis)」 「ショック(shock)」 「肉芽腫(granuloma)」 「感染症(infectious diseases)」「がんの分子病態(cancer biology)」 |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 □ 炎症の分類、組織形態学的変化と経時的変化を説明できる。 □ 創傷治癒の過程を解説できる。 □ アレルギーの分類と病態について説明できる。 □ 代謝障害、循環障害、血栓・塞栓症、梗塞の原因と病態を説明できる。 □ 感染症による炎症性変化、組織像を説明できる。 □ がんの分子病態を説明できる。 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・医学研究を知っている。 ・自己管理能力を身に付け、自ら学修できる。 ・人体構造・機能を理解している。 ・疾患につながる病態生理の基本を理解している。 ・治療につながる病態生理の基本を理解している。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 講義により病気の普遍的な原理を修得するとともに、顕微鏡およびバーチャルスライドを用いた病理組織実習により組織学的変化を観察してスケッチすることで病気の形態的変化を把握する。 【準備学修ならびに事後学修に要する時間】 事前に公開している講義スライドと、教科書の該当する部分に目を通す(約30分/1コマ)。 実習においては、事前に公開しているバーチャルスライドに目を通す(約30分/1コマ)。 【成績の評価方法・基準】 「試験(記述,多肢選択問題など)90%、病理組織実習の提出物(スケッチ)10%」 ただし、科目内に行う実習は皆勤が条件。講義及び実習における学修態度なども加味する。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 「解明病理学(第4版)」青笹克之 編(医歯薬出版)2021年 【参考書】 「ロビンス基礎病理学(原書11版)」豊國伸哉、高橋雅英 監訳(丸善出版)2025年 「標準病理学(第7版)」北川昌伸、他 編(医学書院)2023年 「組織病理アトラス(第6版)」小田義直、他 編(文光堂)2015年 「病理組織の見方と鑑別診断(第7版)」吉野正、他 編(医歯薬出版)2020年 |
その他 /Notes |
【学生への助言】 特になし 【フィードバック方針】 試験について解説講義を行う(特に低正答率問題)。 【オフィスアワー】 開講期間中、適時連絡する。 【受講のルール、注意事項、その他】 ・顕微鏡およびバーチャルスライドを用いた病理組織実習を行う。実習では色鉛筆を持参すること。 ・各病理組織実習後にスケッチを提出する。スケッチは評価して返却する。 ・予習をして講義、実習に臨むこと。 【連絡先】 教育研究棟 9階 病理学 分子病理部門 セミナー室 |