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科目一覧へ戻る | 2025/03/05 現在 |
科目名/Course title | 生化学実習/Practical Training in Biochemistry |
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担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 〔生 化 学〕 藤原 範子 教授 〔生化学〕 塚本 蔵 主任教授、高宮 里奈 講師、富 海英 助教 〔薬学教育センター〕 江口 裕伸 准教授 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 実習科目 |
時間割コード/Registration Code | T20010 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 1年 |
単位数/Credits | 1.0 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/02/28 |
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教育目標 /Educational Goals |
【目的】 ・生化学講義で学修したタンパク質や酵素の化学的性質について、その知識の意味をより深く理解し、生化学実験の基礎的技術を身につけるために実習を行う。 ・生化学の基礎実験を基にして、医学分野における生化学の応用を考える能力を身につける。 ・班単位で共同作業に取り組むことで、コミュニケーション能力とパートナーシップを身につける。 【科目キーワード】 「酵素反応(enzymatic reaction)」 「基質(substrate)」 「生成物(product)」 「精製(purification)」 「分光光度計(spectrophotometer)」 「電気泳動(electrophoresis)」 「モル吸光係数(molar absorption coefficient)」 |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 □ 生化学実験の基礎的な手法を実施できる。 □ 分光光度計の機構と使用方法を説明できる。 □ 物質のモル吸光係数の決定ができる。 □ タンパク質の精製方法について説明できる。 □ タンパク質濃度の測定ができる。 □ 酵素活性の測定と反応速度論的解析を実施できる。 □ 酵素阻害剤の様式を説明できる。 □ タンパク質の電気泳動を実施し、その手法と意義を説明できる。 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・医学研究を知っている。 ・自己管理能力を身に付け、自ら学修できる。 ・同級生と教え合う態度を養成できる。 ・検査や基本的手技を知っている。 ・人体構造・機能を理解している。 ・疾患につながる病態生理の基本を理解している。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 実習場所 401実習室で行う。白衣を着用して集合すること。 実習内容 1.酵素の反応速度論的解析 2.酵素の精製と電気泳動法による検討 実習方法 ・学生を2つの大グループに分ける。 ・大グループで1テーマを2日間ずつ実習する。 ・大グループを10個の班に分け、実習は班単位で行う。 ・実習後はテーマごとにレポートを作成し、期限内に提出すること。 ・原則として皆勤を合格の条件とする(出席は最初だけでなく、実習終了後にも行い、後片付けがきっちり終わっていることを確認してもらってから解散とする)。 ・実習は疾病による診断書を提出しても欠席免除にならないので、補実習を受けること。欠席する場合は、生化学講座(0798-45-6356)に電話をすること。 ・動物自体は扱わないが、動物組織や細胞の抽出物を扱う。またゴム手袋を使用するため、アレルギーの可能性のある学生は実習前に申告すること。 【準備学修ならびに事後学修に要する時間】 実習前には実習書を読み、実習手順などを予習すること。30分は必要である。 【成績の評価方法・基準】 レポート 80%、実習の態度やディスカッション 20%の総合で評価する。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 実習書を配布する。 【参考書】 「集中講義 生化学(改訂2版)」鈴木敬一郎、本家孝一、大河原知水、藤原範子 著 (メジカルビュー社)2017年 「イラストレイテッドハーパー生化学(原書30版)」Victor W. Rodwell、他 著 (丸善出版)2016年 |
その他 /Notes |
【学生への助言】 ・班のメンバー全員が協力しあって実習を行うこと。 ・実習内容を各自把握し、自分が担当していない部分も理解すること。 ・器具の洗浄や後片付けが終わるまでが実習であることに留意すること。 【フィードバック方針】 実習内容の重要な課題については演習を行う。 【オフィスアワー】 基本的に月曜日から金曜日まで午後5時から6時まで質問を受けつける。 【受講のルール、注意事項、その他】 実習は皆勤が基本である。遅刻や欠席は許されないことを自覚するように。白衣の着用や実習室への持ち込み禁止物品に注意すること。 【連絡先】 教育研究棟 10階 生化学 研究室N1 または セミナー室(0798-45-6356) |