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科目一覧へ戻る | 2025/03/05 現在 |
科目名/Course title | 糖質と脂質の構造・代謝/Biochemistry of Carbohydrates and Lipids Metabolism |
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担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 〔生 化 学〕 塚本 蔵 主任教授 【担当者】 〔生 化 学〕 高宮 里奈 非常勤講師 〔生 物 学〕 山﨑 尚 主任教授 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 講義科目 |
時間割コード/Registration Code | T10630 |
開講学期/Semester |
授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 1年 |
単位数/Credits | 1.5 |
教室/Classroom | 501 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/12/24 |
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教育目標 /Educational Goals |
【目的】 ・生体物質の代謝の動態を理解する。 ・糖質と脂質の代謝を中心にエネルギー代謝を理解する。 ・初めて学ぶ専門科目として大学での勉強方法を習得する。 ・医学生として相応しい学修姿勢と態度を体得する。 【科目キーワード】 「グルコース(glucose)」 「解糖(glycolysis)」 「クエン酸回路(TCA cycle)」 「電子伝達系(electron transport chain)」 「グリコーゲン(glycogen)」 「糖新生(gluconeogenesis)」 「五炭糖リン酸経路(pentose phosphate pathway)」 「脂肪酸(fatty acid)」 「中性脂肪(triacylglycerol)」 「β酸化(β -oxidation)」 「コレステロール(cholesterol)」 「リポタンパク質(lipoprotein)」 |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 □ 糖質と脂質の基本的な構造、代謝、機能を説明できる。 □ 空腹時(飢餓)、食後(過食時)と運動時における代謝を説明できる。 □ 先天性代謝異常、生活習慣病など代謝・栄養に関する基礎的な病態を説明できる。 □ 栄養素のエネルギーならびに相互変換について説明できる。 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・生活と疾病予防の関連及び予防接種の重要性を理解している。 ・一般的な語学力を有する。 ・世界における健康に関する問題について知っている。 ・医学研究を知っている。 ・自己管理能力を身に付け、自ら学修できる。 ・同級生と教え合う態度を養成できる。 ・人体構造・機能を理解している。 ・疾患につながる病態生理の基本を理解している。 ・治療につながる病態生理の基本を理解している。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 講義はパワーポイントで図を示しながら説明する。大学の講義では書き写す作業と口述内容を筆記する作業を同時に行い、内容を理解し、追随する必要がある。後で板書を書き写したノートだけでは理解できないし、話を聴くだけでも理解できない。これも専門教育を受ける訓練の1つである。 【準備学修ならびに事後学修に要する時間】 前回の講義の内容を復習し、次の講義に該当する箇所を教科書で通読することが望ましい。30分~1時間は必要であろう。 【成績の評価方法・基準】 筆記試験(定期試験・再試験)の成績で評価する(100%)。ただし、受講態度等が不良な場合は減点、あるいは単位を認めない。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 「ミースフェルド生化学」Roger L. Miesfeld 著 水島昇 訳(東京化学同人)2020年 【参考書】 「集中講義 生化学(改訂2版)」鈴木敬一郎、本家孝一、大河原知水、藤原範子 著 (メジカルビュー社)2017年 「Essential細胞生物学(第5版)」 Bruce Alberts、他 著 中村桂子 訳(南江堂)2021年 「マークス臨床生化学」 Michael Lieberman、Alisa Peet著 横溝岳彦 訳(医学書院)2020年 「デブリン生化学 臨床の理解のために(原書7版)」 Thomas M. Devlin 著(丸善出版)2012年 「ベインズ・ドミニチャク生化学」 John W. Baynes、Marek H. Dominiczak 原著(エルゼビア・ジャパン)2018年 |
その他 /Notes |
【学生への助言】 ・今年度も講義をビデオ撮影し、学内に配信予定である。全講義を後で閲覧可能であるが、後日の閲覧に頼ってはいけない。リアルタイムの講義をしっかり聴き理解したうえで、聴き洩らした箇所の確認や止む得ない欠席時の自学自修に利用すること。講義はそのたびに理解することが最も効率的である。試験前にまとめて視聴することは避けること。 ・中等教育(中学・高校)では同じ内容を繰り返し学んできたが、大学医学部の専門科目に入ると学生諸君にとって毎回が新しい内容である。予習復習を心がけること。 【フィードバック方針】 定期試験終了後に重要な問題について解説講義を行う。日時、場所は追って掲示等連絡を行う。 【オフィスアワー】 原則として水曜日の午後4時から5時。 他の講義、会議などで不在の場合も多いので、予めセミナー室でスタッフに確認すること。 【受講のルール、注意事項、その他】 本科目は初めて接する医学専門教育の一つである。医学部における学修は自分自身の向上のためだけではなく、将来治療にあたるであろう患者さんの生死に直結することを理解すること。医学生に相応しくない態度は不合格とする。なお、教育研究棟入館ルールを守らない、出欠の不正は大幅に減点する。教育的見地からこのルールを設けている。ルール厳守、時間厳守は医学生、医療者に必須のものであり、厳格に適用する。 【連絡先】 教育研究棟 10階 生化学 セミナー室 欠席連絡:biochem@hyo-med.ac.jp |