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科目一覧へ戻る | 2025/03/05 現在 |
科目名/Course title | 人体解剖実習/Human Body Dissections |
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担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 〔解剖学 細胞生物部門〕 八木 秀司 主任教授 〔解剖学 神経科学部門〕 戴 毅 主任教授 【担当者】 〔解剖学 細胞生物部門〕 前田 誠司 准教授、湊 雄介 助教、佐久間 理香 助教 〔解剖学 神経科学部門〕 大久保 正道 講師、段 韶琪 助教、堤 友美 助教 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 講義科目 |
時間割コード/Registration Code | T10610 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 1年 |
単位数/Credits | 7.0 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/01/24 |
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教育目標 /Educational Goals |
【目的】 篤志にて献体されたご遺体を解剖し、「器官・臓器の解剖」で学んだ人体の構造について、基礎医学、臨床医学に活用できる知識として身につける。さらに、篤志解剖の意味を十分に理解し、故人ならびにご遺族の期待に応える医師となる素養を涵養する。 【科目キーワード】 「系統解剖(systematic anatomy)」 「肉眼解剖(gross anatomy)」 「体表解剖学(surface anatomy)」 「献体(body donation)」 |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 各段階での詳細な行動目標は実習書に記載する。以下は目標の概要である。 □ 各臓器・器官・系の各部の位置関係を方向用語(上下、前後、内・外側、浅深、尾側、背・腹側)で説明できる。 □ 様々な臓器・器官・系の正常形態を説明できる。 □ 様々な臓器・器官・系の相互の位置関係を説明できる。 □ 各臓器・器官・系の基本的な働きを説明できる。 □ 重要臓器を英語で表現できる。 □ 礼儀正しく振る舞う。 □ 後輩や同僚等と協働して学修できる。 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・プロフェッショナリズムを理解できる。 ・他者を理解し、互いの立場を尊重できる。 ・患者の苦痛を知っている。 ・自己管理能力を身に付け、自ら学修できる。 ・同級生と教え合う態度を養成できる。 ・人体構造・機能を理解している。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 実習前講義と実習とで構成される。実習は教育研究棟1階解剖実習室で行う。なお、実習前講義ならびに実習に関しては、無断遅刻、欠席を認めない。無断遅刻、欠席を行った場合、医師になる資格が無いものとして履修を認めない。また、人体解剖実習は、器官・臓器の解剖Ⅰ~Ⅳを学修した上で行うことが前提である。器官・臓器の解剖Ⅰ~Ⅳの講義をどれかひとつでも1/3 以上欠席している場合は、実習を受ける資格を失ったものとみなす。 【準備学修ならびに事後学修に要する時間】 実習までに配布する解剖実習マニュアルならびに教科書の該当する部分を確認すること。(約1時間) 【成績の評価方法・基準】 実習平常点、及び検閲点(20%)、記述試験(80%)で評価する。 実習前講義ならびに実習に関しては、無遅刻、全出席が原則として必須である。 実習修了時に感想文の提出が必須である。 態度が医学生としてふさわしくないと判断した場合は実習を中断させ履修を認めない。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 「解剖学講義(改訂3版)」伊藤隆 原著(南山堂)2012年 「プロメテウス解剖学コアアトラス(第4版)」 坂井建雄 監訳(医学書院)2022年 【参考書】 以下の図書を含め、すべての参考書が有効である。 「ネッター解剖学アトラス(原書第7版)」Frank H. Netter 著 相磯貞和 訳 (エルゼビア・ジャパン)2022年 「グレイ解剖学(原著第4版)」秋田恵一 訳(エルゼビア・ジャパン)2019年 「グレイ解剖学アトラス(原著第3版)」塩田浩平、他 監訳(エルゼビア・ジャパン) 2021年 「グラント解剖学実習(改訂版)」アラン・J・デットン 編 勝山裕 監訳(西村書店) 2019年 |
その他 /Notes |
【学生への助言】 人体解剖実習は進行とともに内容の再確認は困難になる。実習時に確認するべきことは剖出した時に班員全員で確認すること。 人体解剖実習は班での活動になる。班員全員が終わった時点が修了であるので、自分の都合を優先するような行為は慎むこと。 【フィードバック方針】 学生毎に個別に答案を開示する。 【オフィスアワー】 実習期間中はオフィスアワーを設けることができない。質問等がある場合は、実習中に行うこと。または、実習時に担当教員に時間を確認し、指定された時間に来ること。 【受講のルール、注意事項、その他】 ご遺体に対しては常に尊敬の気持ちを持って厳かに接すること。 実習当日は、実習開始前と実習修了時には、必ず故人とご遺族に対して感謝の念を込め黙祷を捧げること。 実習室に入室する場合は、ふさわしい服装、身なりをすること。また、実習室内での服装で、食堂、売店、病院内に立ち入らないこと。 講義ならびに実習には必ず教科書等を持参すること。 実習室内への携帯電話の持ち込みは禁止する。SNS 等へ実習に関する内容を公開することも禁止する。また、実習内容について不用意なことを第三者に話さないこと。廊下、エレベーター内を含め実習に関する会話の内容に注意すること。 上記、注意事項が守られない場合、もしくは、実習態度が不良と判断した場合は、履修を認めない。 実習では、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、エタノール、ラテックスを使用する。以上の物質にアレルギーのある人は事前に科目責任者まで申し出ること。申告した学生に対しては、ラテックスフリー手袋、活性炭マスクをするように対応する。 【連絡先】 教育研究棟 9階 解剖学 細胞生物部門 セミナー室 教育研究棟 9階 解剖学 神経科学部門 セミナー室 体調不良、電車遅延など不測の事態の時には必ず講義開始までに解剖学講座に連絡すること。 解剖学 細胞生物部門 0798-45-6484 |