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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2025/03/05 現在

科目名/Course title 器官・臓器の解剖Ⅱ(筋・骨格と末梢神経)/Anatomy of Musculo-Skeletal Organ System
担当教員(所属)/Instructor 【責任者/担当者】
〔解剖学 神経科学部門〕 戴 毅 主任教授

【担当者】
〔解剖学 神経科学部門〕 大久保 正道 講師、段 韶琪 助教、堤 友美 助教
授業科目区分/Category 専門科目 
授業種別/Type of class 講義科目
時間割コード/Registration Code T10570
開講学期/Semester 授業計画参照
開講曜限/Class period 授業計画参照
対象所属/Eligible Faculty 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine
対象学年/Eligible grade 1年
単位数/Credits 1.5
教室/Classroom 授業計画参照
連絡先/Contact
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2024/12/11
教育目標
/Educational Goals
【目的】
基礎医学・臨床医学の基礎となる人体全身の構造の中で、筋骨格系及び末梢神経系の構造を局所的ならびに系統的に、臨床的な事項と関連付けながら理解する。

【科目キーワード】
「筋骨格系(Musculoskeletal system)」 「末梢神経系(Peripheral nervous system)」 「骨学実習(Osteology practice)」

行動目標
/Course Goals
【到達目標(アウトカム)】
□ 骨・軟骨・関節・靱帯の構造と機能を説明できる。
□ 頭部・顔面の骨の構成を説明できる。
□ 四肢の骨・関節を列挙し、主な骨の配置を図示できる。
□ 脊柱及び骨盤の構成を説明できる。
□ 四肢・体幹・頭頸部の筋群の構成を説明できる。
□ 各筋群の運動機能と神経支配を説明できる。
□ 骨の成長と骨形成・吸収の機序を説明できる。
□ 末梢神経の構成を概説できる。
□ 脊髄神経と神経叢(頸/腕神経叢、腰仙骨神経叢)の構成および主な骨格筋支配と皮膚分布を概説できる。
□ 脳神経の名称、核の局在、走行・機能を概説できる。
□ 交感神経系と副交感神経系の構造、機能と伝達物質を概説できる。

【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】
・自己管理能力を身に付け、自ら学修できる。
・人体構造・機能を理解している。
成績の評価方法・基準
/Evaluation
【概要ならびに履修方法】
 講義と骨学実習とで構成される。骨学実習は教育研究棟5階503実習室で行う。
 なお、骨学実習終了後には、中間試験として骨学の部分に対する筆記試験(または口頭試問)を行う。この中間試験に対する再試験は無い。骨学実習に関しては、無断遅刻、欠席を一切認めない。

【準備学修ならびに事後学修に要する時間】
骨学実習までに配布する実習マニュアルならびに教科書の該当する部分を確認すること。(約 1時間)。講義に関しては前日までに該当する部分の講義冊子に1時間程度目を通すこと。

【成績の評価方法・基準】
 骨学中間試験 20~30%、定期試験 70~80%
実習は皆勤が条件であり、態度が医学生としてふさわしくないと判断した場合は実習を中断させ履修を認めない。
 授業中の質問、態度、授業出席状況なども加味する。態度が不良の場合は単位を認めない。
教科書・参考書
/Textbooks
【教科書】
「解剖学講義(改訂3版)」伊藤隆 原著(南山堂)2012年
「プロメテウス解剖学コアアトラス(第4版)」坂井建雄 監訳(医学書院)2022年
「骨学実習アトラス(第1版2刷)」高井省三 著 (日本医事新報社) 2012年

【参考書】
「イラスト解剖学(第10版)」松村讓兒 著(中外医学社)2021年
「日本人体解剖学(改訂20版)」(上)金子丑之助 原著(南山堂)2020年
「骨学実習の手びき(第4版)」寺田春水、藤田恒夫 著(南山堂)1992年
「解剖学カラーアトラス(第9版)」J. W. Rohen、他 共著(医学書院)2023年
「骨単」河合良訓 監修(エヌ・ティー・エス)2004年
「カラー図解人体の正常構造と機能(改訂第4版)」坂井建雄、河原克雅 総編集
(日本医事新報社)2021年
「グレイ解剖学(原著第4版)」秋田恵一 訳(エルゼビア・ジャパン)2019年
「ネッター解剖学アトラス(原書第7版)」Frank H. Netter 著 相磯貞和、今西 宣晶 訳
(エルゼビア・ジャパン)2022年
「グレイ解剖学アトラス(原著第3版)」塩田浩平、他 監訳(エルゼビア・ジャパン)2021年
その他
/Notes
【学生への助言】
 試験前には十分な勉学時間を確保すること。定期試験後の人体解剖実習に向けて重要な科目であり、しかも例年消化不良のまま試験を受ける学生が多いので注意すること。

【フィードバック方針】
学生毎の個別に答案を開示する。

【オフィスアワー】
教員の実習が無い曜日の5コマ目 15時30分より17時

【受講のルール、注意事項、その他】
 骨学実習において実習室に入室する場合は、ふさわしい服装、身なりをすること(髪の毛は原則地毛または黒で実習に臨む)。また、実習室内での服装で、食堂、売店、病院内に立ち入らないこと。
 実習室は飲食厳禁。飲み物、食べ物を持ち込んだりもしないこと。ガムをかみながら実習を行わないこと。飲食を見つけた際には実習室から退出させ、欠席扱いとする。
 講義ならびに実習には必ず教科書等を持参すること。実習時に2冊の教科書と実習の手引き書を持参していない場合は実習室から退出させ、欠席扱いとする。
 実習室内へのカメラ、携帯電話、タブレット、スマートウォッチの持ち込みは禁止する。SNS 等へ講義・実習に関する内容を公開することも厳禁とする。

 講義においても、遅刻・欠席が無いように生活習慣を整えること。また、講義中の不必要な教室の出入りは極力無いように注意すること。欠席と判断することもある。
 注意事項が守られない場合、もしくは、実習態度が不良と判断した場合は、履修を認めない。

【連絡先】
 教育研究棟 9階 解剖学 神経科学部門 セミナー室

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