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科目一覧へ戻る | 2025/03/05 現在 |
科目名/Course title | 組織総論と器官・臓器の解剖Ⅰ(消化器)/Human Histology and Anatomy of Digestive Organ System |
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担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 〔解剖学 神経科学部門〕 戴 毅 主任教授 【担当者】 〔解剖学 神経科学部門〕 大久保 正道 講師、段 韶琪 助教、堤 友美 助教 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 講義科目 |
時間割コード/Registration Code | T10560 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 1年 |
単位数/Credits | 2.0 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/12/10 |
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教育目標 /Educational Goals |
【目的】 基礎医学・臨床医学の基礎となる人体全身の構造の中で、組織学総論で組織学の基本を理解した上で、消化器系の構造を局所的ならびに系統的に、臨床的な事項と関連付けながら理解する。 【科目キーワード】 「組織学(Histology)」 「消化器系(Digestive system)」 「顕微鏡実習(Microscopic training)」 |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 □ 上皮組織・腺の構造と機能を説明できる。 □ 支持組織を構成する細胞と細胞間質(線維成分と基質)を説明できる。 □ 筋組織について、骨格筋、心筋、平滑筋の構造と機能を対比して説明できる。 □ 神経組織の微細構造と機能を説明できる。 □ 各消化器臓器の位置、形態と血管分布を図示できる。 □ 歯、舌、唾液腺の構造を説明できる。 □ 咀しゃくと嚥下の機構を説明できる。 □ 食道・胃・小腸・大腸の基本構造と部位による違いを説明できる。 □ 肝臓・胆嚢・膵臓の構造を説明できる。 □ 膵外分泌系の構造と膵液の作用を説明できる。 □ 腹膜と臓器の関係を説明できる。 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・自己管理能力を身に付け、自ら学修できる。 ・人体構造・機能を理解している。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 講義と組織学実習(顕微鏡実習)とで構成される。 組織学実習は教育研究棟5階 503実習室で行う。 組織学実習に関しては、無断遅刻、欠席を認めない。 【準備学修ならびに事後学修に要する時間】 講義に関しては前日までに該当する部分の講義冊子に1時間以上目を通すこと。 組織学実習までに配布する実習マニュアルならびに教科書の該当する部分を確認すること(約1時間)。 【成績の評価方法・基準】 小テスト10%、組織学実習点(組織スケッチの評価点)10%、定期試験 80% 実習は皆勤が条件であり、態度が医学生としてふさわしくないと判断した場合は実習を中断させ履修を認めない。 授業中の質問、態度、授業出席状況なども加味する。 態度が不良の場合は単位を認めない。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 「現代の組織学(改訂第3版)」山田安正 著(金原出版)1994年 「ウィーター図説で学ぶ機能組織学(原著第6版)」Barbara Young、他 著 (エルゼビア・ジャパン)2018年 「解剖学講義(改訂3版)」伊藤隆 原著(南山堂)2012年 「プロメテウス解剖学コアアトラス(第4版)」坂井建雄 監訳(医学書院)2022年 【参考書】 「Di Fiore 人体組織図譜(原著第11版)」相磯貞和 訳(南江堂)2011年 「新編 カラーアトラス組織・細胞学」岩永敏彦、他 著(医歯薬出版)2017年 「バーチャルスライド 組織学」 駒﨑伸二 著(羊土社)2020年 「標準組織学 総論(第6版)」藤田尚男、藤田恒夫 原著(医学書院)2022年 「標準組織学 各論(第6版)」藤田尚男、藤田恒夫 原著(医学書院)2022年 「入門組織学(改訂第2版)」牛木辰男 著(南江堂)2013年 「カラー図解人体の正常構造と機能(改訂第4版)」坂井建雄、河原克雅 総編集 (日本医事新報社)2021年 「日本人体解剖学(改訂20版)」(上・下)金子丑之助 原著(南山堂)2020年 「解剖学アトラス(原著第10版)」平田幸男 訳(文光堂)2012年 「解剖学カラーアトラス(第9版)」J. W. Rohen、他 共著(医学書院)2023年 「ネッター解剖学アトラス(原書第7版)」Frank H. Netter 著 相磯貞和 訳 (エルゼビア・ジャパン)2022年 「細胞の分子生物学(第6版)」中村桂子、他 監訳(ニュートンプレス)2017年 「組織細胞生物学(原書第5版)」Abraham L. Kierszenbaum、他 著(南江堂)2022年 「ジュンケイラ組織学(第6版)」坂井建雄、他 監訳(丸善出版)2024年 「組織学(改訂20版)」阿部和厚、牛木辰男 著(南山堂)2019年 「Ross 組織学(原著第7版)」内山安男、相磯貞和 監訳(南江堂)2019年 「人体解剖学(改訂第42版)」藤田恒太郎 著(南江堂)2003年 |
その他 /Notes |
【学生への助言】 試験前には十分な勉学時間を確保すること。例年理解していないまま試験を受ける学生が多いので注意すること。 【フィードバック方針】 学生毎の個別に答案を開示する。 【オフィスアワー】 教員の実習が無い曜日の5コマ目 15時30分より17時 【受講のルール、注意事項、その他】 講義ならびに実習には必ず教科書等を持参すること。組織学実習において実習室に入室する場合は、ふさわしい服装、身なりをすること。また、実習室内での服装で、食堂、売店、病院内に立ち入らないこと。 実習室は飲食厳禁。飲み物、食べ物を持ち込んだりもしないこと。飲食を見つけた際には実習室から退出させ、欠席扱いとする。 実習時に教科書(現代の組織学、ウィーター図説で学ぶ機能組織学)と実習の手引き書を持参していない場合は実習室から退出させ、欠席扱いとする。 実習室内へのカメラ、携帯電話、タブレット、スマートウォッチの持ち込みは禁止する。SNS等へ講義・実習に関する内容を公開することも禁止する。 各実習終了時にスケッチを回収し点数をつけるためスケッチの提出は必須である。スケッチに大きな不備がある場合は、再実習とする。 講義においても、遅刻・欠席が無いように生活習慣を整えること。また講義中の不必要な教室の出入りは極力無いように注意すること。欠席と判断することもある。 注意事項が守られない場合、もしくは、実習態度が不良と判断した場合は、履修を認めない。 【連絡先】 教育研究棟 9階 解剖学神経科学部門 セミナー室 |