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麻酔下における侵害受容刺激反応レベルの監視

関連疾患・研究領域 麻酔科学、疼痛学
所属部署名
兵庫医科大学
麻酔科学・疼痛制御科学
研究代表者 廣瀬 宗孝
研究実施者
(研究内容照会先)
廣瀬 宗孝
検索キーワード 侵害受容刺激、疼痛、モニター

研究概要

Interventional Radiology (IVR)とは、放射線医学の一分野であり、画像診断機器を用いて行う低侵襲医療のことである。

全身麻酔中の侵害受容刺激の強さ(所謂、全身麻酔中の手術による痛み)は、これまで麻酔科医が主観で評価して麻酔薬の投与量を調整していた。しかし本研究は、既存のモニター数値(心拍数HR、収縮期血圧SBP、血流指標BFI)を用いて侵害受容刺激の強さを数値化(nociceptive response: NR)し、客観的に評価する数式(1)を発明することに成功した。

具体的な使用方法は以下のNR評価基準(表1)を参考にして全身麻酔中の鎮痛薬の投与を行う。実際の臨床現場におけるNRを示す(図1)。

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科学的アピールポイント(独創性・進歩性・新規性等)

既存のモニターから得た数値を用いてNRを数値化した初めての試みであり、特殊な装置を用いることなく誰でも簡便にNR値を得ることができるため、応用範囲は広い。麻酔監視記録装置に蓄積されたビッグデータを用いて後方視的な評価も可能である。

主公表論文

Hirose M, Kobayashi Y, Nakamoto S, Ueki R, Kariya N, Tatara T. Development of a hemodynamic model using routine monitoring parameters for nociceptive responses evaluation during surgery under general anesthesia. Med Sci Monit 2017; 23: DOI: 10.12659/MSM.9 07484

知財情報

麻酔下における侵害受容刺激反応レベルの監視:特願2017-024483

研究成果の活用・実用化(提案)

全身麻酔中の手術侵襲のレベルを侵害受容刺激反応(NR)として数値化することにより、麻酔管理における新しいモニターとなる。NR値を閉鎖制御システムに組み込むことにより、より安全な自動麻酔装置の開発が可能となり、将来の人工知能を用いた制御の基礎データも提供できる。

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