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IVRが腫瘍免疫応答に与える影響の解明と、 新規治療戦略の開発

関連疾患・研究領域 がん
所属部署名
兵庫医科大学
放射線医学
研究代表者 山門 亨一郎
研究実施者
(研究内容照会先)
高木 治行
検索キーワード IVR、がん、腫瘍免疫

研究概要

Interventional Radiology (IVR)とは、放射線医学の一分野であり、画像診断機器を用いて行う低侵襲医療のことである。

代表的なIVR治療として、固形癌に対する動脈塞栓術(Transcatheter arterial embolization, TAE)やアブレーション治療等が挙げられる。これらのIVR治療後に壊死した癌細胞は局所にとどまるため、腫瘍特異的免疫応答を惹起するための腫瘍抗原の供給源となり得る。

また、IVR治療後に生じる局所炎症は種々のサイトカインやケモカインを誘導し、腫瘍微小環境における免疫バランスを変化させ得る。我々は、このようなIVR治療後の免疫応答を利用して、IVRの治療効果改善につなげる、新しい治療戦略の開発を目指している。

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科学的アピールポイント(独創性・進歩性・新規性等)

  • IVRが腫瘍免疫応答に与える影響とメカニズムの解明
  • IVR治療成績向上に向けた新規治療戦略開発

主公表論文

  • Takaki H, Cornelis F, Kako Y, Kobayashi K, Kamikonya N, Yamakado K. Thermal ablation and immunomodulation: From preclinical experiments to clinical trials. Diagn Interv Imaging 98:651- 659, 2017
  • Takaki H, Imai N, Thomas CT, Yamakado K, Yarmohammadi H, Ziv E, Srimathveeravalli G, Sofocleous CT, Solomon SB, Erinjeri JP. Changes in peripheral blood T-cell balance after percutaneous tumor ablation. Minim Invasive Ther Allied Technol, 2017 (in press)
  • Takaki H, Imai N, Contessa TT, Srimathveeravalli G, Covey AM, Getrajdman GI, Brown KT, Solomon SB, Erinjeri JP. Peripheral Blood Regulatory T-Cell and Type 1 Helper T-Cell Population Decrease after Hepatic Artery Embolization. J Vasc Interv Radiol 27;1561 -8, 2016

研究成果の活用・実用化(提案)

IVRは現在、固形癌に対する有効な局所治療として位置づけられている。本研究で有望な結果が得られれば、IVR治療成績の向上を更に改善させるのみならず、全身の抗腫瘍免疫応答を賦活させるような新しい治療戦略の開発につながる可能性がある。

関連情報

上記論文をご参照ください。

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