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近赤外線スペクトロスコピーを用いたエッセンシャルオイルの強迫症における認知機能改善効果の検証

情報更新日 2020年9月30日

シーズ情報

キーワード

アロマセラピー、エッセンシャルオイル、近赤外線スペクトロスコピー、認知機能、前頭葉機能、記銘力、強迫症

分野

中枢

概要

アロマセラピーで使用されるエッセンシャルオイルは、認知機能を向上やストレス時の不安や緊張の緩和などの効果が報告されている。エッセンシャルオイルと前頭皮質の血流変化(賦活度)との関連は知見に乏しいのが現状である。エッセンシャルオイルによる認知機能検査の課題得点や、検査中のストレス緩和への効果を検討するために、健常人に認知機能検査を実施し、課題遂行中に近赤外線スペクトロスコピー(Near-Infrared Spectroscopy:NIRS)を装着して、前頭葉の賦活度を評価する。

何が新しいか?

エッセンシャルオイル吸入時の脳血流変化量を調査したNIRS研究はあるが、認知機能課題施行中の脳血流変化量をNIRSを含めた脳画像検査にて評価した研究は未だに存在しない。本研究は、認知機能検査施行中の脳血流変化量を生物学的指標としてNIRSを使用して評価を行う初の試みである。

他の研究に対する優位性は何か?

研究代表者は、強迫症患者を対象に認知機能課題施行中の脳血流変化量をNIRSを使用して評価する研究を行っている。その結果は、本邦もしくは海外の学会にて発表し、海外のJournalにも掲載される実績を積んでいる。すなわち、認知機能検査や、検査課題中の脳血流変化、および、NIRSのデータ解析において有意性がある。

どのような課題の解決に役立つか?

エッセンシャルオイルの認知機能への効用の解明

他への応用・展開の可能性

認知症などの認知機能障害への有効性の根拠となりえる。さらには、積極的な臨床応用の足掛かりとなりえる。

参考図表

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研究者情報

氏名 向井 馨一郎(ムカイ ケイイチロウ)
所属 兵庫医科大学 精神科神経科学講座
専門分野 精神医学
学内共同研究者 松永 寿人
関連リンク 教室HP

企業との協業に何を期待するか?

エッセンシャルオイル等を用いた強迫症における認知機能法改善方法の開発に関する協業を期待する

本研究の問い合わせ先

兵庫医科大学 学務部 研究協力課
E-mail: chizai@hyo-med.ac.jp
Tel: 0798-45-6488

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