分子細胞治療部門

分子細胞治療部門は先端医学研究所に2021年4月に設置された新しい部門で、細胞・遺伝子治療の開発を目指した研究活動を行っています。

【新しい細胞治療・再生医療の開発】
●胎児付属物由来幹細胞を用いた新規細胞治療の開発研究：大阪大学（医学系研究科組織再生デザイン学共同研究講座）・本学各部門や企業（兵庫医科大学発ベンチャー株式会社シーテックス）と共同で、臍帯血由来造血幹細胞や臍帯・羊膜由来間葉系幹細胞による難治性疾患に対する細胞治療開発を基礎研究から臨床試験まで行っています。
●新規医療機器を併用したハイブリッド細胞治療による血管再生療法開発：大阪市立大学・近畿大学や企業と共同で、安価で繰り返し実施可能な細胞治療として、医療機器カテゴリーでの再生医療の開発を行い、治験導入間近です。
●細胞製剤向け新規原材料・製法の開発研究：細胞製剤に相応しい細胞培養向け原材料および製法の開発を大阪大学や企業と共同で行っています。