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科目一覧へ戻る | 2025/04/11 現在 |
科目名/Course title | 神経系の疾患/Neurology |
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担当教員(所属)/Instructor |
【責任者/担当者】 吉村 紳一、木村 卓 【担当者】 白川 学、内田 和孝、藏本 要二、阪本 大輔、山田 清文、立林 洸太朗、阿部宗一郎、桑島 琢充、飯田 倫子、桒原 舜太郎 笠間 周平、渡邊 将平、芳川 浩男、武田 正中、團野 大介、鷲田 和夫 |
授業科目区分/Category | 専門科目 |
授業種別/Type of class | 講義科目 |
時間割コード/Registration Code | T30035 |
開講学期/Semester | 授業計画参照 |
開講曜限/Class period | 授業計画参照 |
対象所属/Eligible Faculty | 医学部医学科/Faculty of MedicineFaculty Department of Medicine |
対象学年/Eligible grade | 3年 |
単位数/Credits | 2.0 |
教室/Classroom | 授業計画参照 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/02/28 |
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教育目標 /Educational Goals |
【目的】 ・脳神経疾患の診断と治療ができるように、正常脳神経の解剖と機能、症候学を通じて、代表的脳神経疾患の病態生理の基本的事項を修得する。 ・外科的治療の対象となる神経疾患の病因、病態生理、診断、治療、予後などの基礎的知識を理解する。 【科目キーワード】 「脳血管障害(cerebrovascular diseases)」 「神経変性疾患(neurodegenerative diseases)」 「神経感染症(infection of the nervous system)」 「脱髄疾患(demyelinating diseases)」 「末梢神経疾患(peripheral neuropathies)」 「筋疾患(myopathies)」 「脳腫瘍(brain tumors)」 「脊椎脊髄疾患(spine and spinal cord disorders)」 「頭部外傷(head injury)」 |
行動目標 /Course Goals |
【到達目標(アウトカム)】 脳神経内科学 □ 神経症候から局在診断を行い、関連した神経系の構造が説明できる。 □ 脳・脊髄血管障害を分類でき、画像検査の評価、診断に基づいた治療を述べることができる。 □ 神経・筋変性疾患の症候や画像・病理検査を解釈し、診断を具体的に述べることができる。 □ 感染性/炎症性神経・筋疾患の病態と特徴的な症候を述べることができ、診断・治療を列挙できる。 □ 機能性神経・筋疾患の症候や検査から鑑別診断を列挙し、病態や治療を具体的に述べることができる。 脳神経外科学 □ 脳神経の構造、機能を理解した上で脳血管障害、脳腫瘍、脊椎脊髄疾患、頭部外傷、小児疾患について、また、これらに関わる主要徴候、神経学的所見、外科的治療法など、基礎的知識を修得し、これらを説明することができる。 □ これらの疾患の補助診断法として基本的な神経学所見をとり、必要な検査、すなわち単純 X線、MRI、CTスキャン、脳血管撮影上の正常所見、病的所見を把握し、プレゼンテーションできる。 【ディプロマ・ポリシーと授業科目の関連】 ・予防医療の理念を理解できる。 ・プライマリケアにおいて必要な能力を有している。 ・英文で公表された重要な医学的情報を理解でき、英語での診察に必要な用語が理解できる。 ・豊かな人間性を有し、プロフェッショナリズムを模擬的に実践できる。 ・人生の最終段階における医療を理解している。 ・臨床研究の意義を理解し、研究や学会活動に関心がある。 ・患者の症状と身体所見、検査所見に基づいた鑑別診断を実施できる。 ・病態の把握ができるよう、身体診察を系統的に実施し、記録できる。 ・病態や臨床経過、医療面接、身体診察からの情報をもとに、必要な検査および基本的手技を模擬的に実施できる。 ・緊急を要する病態や疾病、外傷に対する適切な対応を説明できる。ACLSおよびBLSを実施できる。 ・患者及び医療従事者にとって安全な医療を遂行する能力を有している。安全管理及び危機管理を説明できる。 ・人体構造・機能を理解したうえで、質の高い医療を模擬的に実践できる。 ・各疾患の病因・病態の知識をもとに、適切な医療を模擬的に実践できる。 ・基本的治療法の適応を決定し、実施に必要な能力を有している。 |
成績の評価方法・基準 /Evaluation |
【概要ならびに履修方法】 講義形式 【準備学修ならびに事後学修に要する時間】 授業前には解剖学の確認と各授業内容に応じて教科書を読んでおくこと。1時間程度必要である。 【成績の評価方法・基準】 「試験、マークシート 100%] 出題形式は、講義内容に基づいて医師国家試験に準じた多肢選択問題で、65%以上を合格とする。問題数は100題で脳神経内科、脳神経外科の講義(各17講義)から50題ずつ(1講義当たり約3題)とする。態度不良の場合は単位を認めない。 |
教科書・参考書 /Textbooks |
【教科書】 神経系疾患の診断と治療に関する教科書 「神経内科ハンドブック-鑑別診断と治療-(第5版)」水野美邦 編集(医学書院)2016年 脳神経外科の教科書 「病気がみえる vol.7脳・神経(第2版)」医療情報科学研究所 編(Medic Media)2017年 【参考書】 「ベッドサイドの神経の診かた(改訂第18版)」田崎義昭、他 著(南山堂)2016年 「ハリソン内科学(第5版)」福井次矢、黒川清 監修 (メディカル・サイエンス・インターナショナル)2017 年 「標準脳神経外科学(第16版)」冨永悌二 監修 齊藤延人、他 編(医学書院)2024年 |
その他 /Notes |
【学生への助言】 特になし 【フィードバック方針】 定期試験終了後、解説講義を行う。 【オフィスアワー】 特になし 【受講のルール、注意事項、その他】 特になし 【連絡先】 1号館 10階 脳神経外科学 医局 2号館 5階 脳神経内科学 医局 欠席連絡:0798−45-6455 |