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3回日本臨床薬理学会近畿地方会開催にあたって

 3回日本臨床薬理学会近畿地方会を,平成301027()に兵庫医科大学教育研究棟を会場として開催させていただくことになりました.本地方会は,第1回,第2回いずれも盛会裡に幕を閉じられ,歴史と伝統を着実に積み重ねているところであります.このような中で,第3回本地方会の会長を拝命しましたこと,誠に光栄に存じております.今回の会場である兵庫医科大学教育研究棟は,開学以来40年の歴史を礎に昨年11月に竣工され,本年4月よりその利用が開始されている「新」教育研究施設であります.この姿を本地方会を通じて皆様にお目見えするとともに本地方会を盛会にする場としてのお役目も頂戴できましたことも大変有難いことでございます.これら重責を担いました上は,本地方会が,臨床薬理学をはじめこれに係る学際領域における進歩及び発展並びにその成果の世界への発信にこれまで以上に資するものとなるよう全力を傾注せねばならないと身の引き締まる思いであります.そこで,この決意を表明すべく,本地方会のテーマに「近畿のさらなる飛躍を目指して!」を掲げさせていただきました.

 本地方会では,シンポジウム,教育講演,特別講演を企画しました.シンポジウムでは,「臨床研究法施行後から半年を経て」と題しまして,臨床研究法の施行後,約半年の月日が経過した今,臨床研究法は我が国の臨床研究及びその関係者,環境等に変化をもたらしたのかを立ち返るべく,臨床研究及びそれに係る様々な場面において第一線でご活躍されている先生方を招聘しました.これら先生方には,行政,アカデミア,製薬企業,認定臨床研究審査委員会の各々のお立場から,臨床研究法の施行前後及びそれ以降での障壁,経験,取り組み,成果,課題等を含めてのご見解,ご所感等をお話いただき,本音かつ率直な意見交換及び議論を可能な限り行っていただくことをお願いしております.教育講演では,「統計的素養に磨きをかける!」と題しまして,これまでの地方会の参加者の皆様からご要望いただいておりました,統計学の基礎に関する講義やセミナーの開催を実現すべく,国内外における医薬品開発を生物統計家の立場から牽引しておられる著名なお二人の先生をお招きしました.各先生には,p値及びベイズ統計,欠測データ及びestimand等について統計初学者の方にもわかりやすい基礎的なお話をしていただきます.また,昨今では,「モバイルヘルス」,「ウェアラブルデバイス」,「バーチャル臨床試験」といったワードをよく耳にされていると思います.特別講演では,これらが切り拓くこれからの医薬品開発の実例,展望等について,臨床試験のITソリューションを先導しておられるメディデータ・ソリューションズ株式会社の担当者の方から最先端のお話をしていただきます.そして,本地方会の主役として忘れてならないのは一般口演であり,5つの演題で構成されております.

 本地方会が参加者の皆様方に満足していただけるよう,このたびは,私の教室の構成員だけでなく,後援として「兵庫医科大学病院臨床研究支援センター」も関与させていただいており,皆一丸となって準備を行っております.

 是非,本地方会にご参集いただき,秋の一日を有意義にお過ごしいただければ幸いでございます.

 末筆ではございますが,皆様のご健勝とご活躍を心より祈念しております.

   

平成3010月吉日

3回日本臨床薬理学会近畿地方会 会長
兵庫医科大学 医療統計学 教授
兵庫医科大学病院 臨床研究支援センター 副センター長

大門 貴志