小児科とは

小児科は、こどもの身体・心の病気の診療を行うとともに、健やかな成長・発達をサポートする診療科です。そのため小児科医は、「こどものための総合診療医」でもあります。こども、特に乳幼児は自分の訴えを伝えることができません。お父さん・お母さんとしては、泣いて機嫌の悪いこどもに何が起こっているのか心配するばかりです。そのようなこども達を健康に導くこと、そして、そのような病気にならないように予防することが小児科医の仕事のひとつです。その一方、今まで治らなかったこどもの病気に対して新たな治療を開発することも目指しています。
地域の多くの医療機関、大学病院内の専門分野と連携し、地域のこども達の健やかな成長をサポートするとともに、未だ治療法の無い病気のこども達の苦しみが少しでも改善できるように、私たち小児科医は日々診療・研究に励んでいます。