正解です。


解説

僅かな量の揮発性の成分 j を含む溶液は、理想希薄溶液と呼ばれている。
理想希薄溶液では、気相の J の分圧Pjと 溶液の j のモル分率 xjの間に次の式が成り立つ。
 Pj = KH' xj
…(a)
また、理想希薄溶液では、モル分率 xjとモル濃度 [j] との間に比例関係が成り立つ。
 xj = C× [j]/cjo
したがって、理想希薄溶液では、気相の j の分圧Pjと 溶液の j のモル濃度[j] の間に次の式が成り立つ。
 Pj = KH' C× [j]/cjo …(b)
 [j] = cjo/(KH' C) Pj = KH Pj …(c)

式(a)または式(c)をヘンリーの法則KH' または KHヘンリー定数 という。



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