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兵庫医科大学医学会

携帯式瞳孔径及び対光反射精密測定器による労働環境ストレス評価に関する研究

関連疾患・研究領域 公衆衛生学
所属部署名
(医科あるいは医療)
救急・災害医学
研究代表者 中尾 博之
研究実施者
(研究内容照会先)
中尾 博之
検索キーワード 労働安全衛生、ストレスチェック、心理的負担

研究概要

【背景】
H27.12に厚生労働省は、労働安全衛生法第66条の改訂によってにてストレスチェック制度を創設し、事業者は労働者の心理的負荷チェックを義務化した。この制度ではセルフチェックを行うことになっているが、アンケート形式による主観的評価であるため正確であるとは言い難い。つまり、セルフチェックの結果を都合の良いように変更が可能である。 心的ストレスを客観的に測定する方法は、血液検査、尿検査、唾液、脳波解析、心電図解析、瞳孔径測定などが従来から開発されてきたが、職場で使い勝手の良い方法は見出されていない。従来の瞳孔径測定では大掛かりな機器で高度精密な測定が不可能であった。容易にチェックできる学術的な裏付けのある客観的な評価方法の確立が求められる。本機器では、携帯式ゴーグル型の高度精密な測定機器精密測定による瞳孔径の変化を捉えることが可能であり、心的ストレスの評価に深くかかわる自律神経活動の評価が精密にできる。本研究では、心的ストレス評価方法に関わる因子を確立することにある。

【方法概略】
職場における心的ストレスには、精神的疲労、対人関係、情緒的ストレスに分けられる。これは職種によっても負荷の かかり方は異なることが容易に予測される。そこで、いくつかの職種(接客、製造、管理部門、販売、専門技術)で心的ストレス測定 を本機器で行い、厚労省が掲げる主観的ストレス問診との対比を行う。また、その他の従来型方式(血液検査、尿検査、唾液、脳波 解析、心電図解析)でも評価を行い、相関性を評価する。

携帯式瞳孔径及び対光反射精密測定器による労働環境ストレス評価に関する研究画像1

科学的アピールポイント(独創性・進歩性・新規性等)

古くからフリッカーテストによる眼精疲労評価がなされており、光シグナルによる心理的ストレス評価が重視されてきた。携帯式 ゴーグル型瞳孔反射および径の高度精密な測定機器をすでに開発している。本機器は、職場の労働安全管理において容易に測 定できる。精密な側手が可能となったため、わずかな瞳孔の変化をとられることが可能となり、心的ストレス評価が可能となる。

知財情報

名称:瞳孔径測定支援装置及び瞳孔径測定支援システム
出願番号:特願2012-229195
公開番号:特開2014-079374

研究成果の活用・実用化(提案)

H27.12に厚生労働省は、労働安全衛生法第66条にてストレスチェック制度を創設し、事業者は労働者の心理的負荷チェックを 義務化した。この制度ではセルフチェックを行うことになっているが、主観的評価であるため正確であるとは言い難い。学術的な 裏付けのある客観的な評価方法の確立が求められる。従来の瞳孔径測定では大掛かりな機器で高度精密な測定が不可能であっ た。本機器では、精密測定による瞳孔径の変化を捉えることによる心的ストレス評価因子を確立することにある。このような精密 な客観的評価ができる機器はなく、今後この領域の市場を切り開くものと確信している。

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