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(回答者:大岡 裕隆さん(所属研究室:生理学 生体機能部門))

なぜ研究医コースに応募しようと思ったのですか?

将来臨床医として働く際、何か困難にぶつかったときに基礎医学の研究を行った経験が活かせるのではないかと考えたことや、在学中に論文を書いてみたかったことが研究医コースに応募した主な理由です。加えて、海外へ留学する場合研究目的で行くことが多いと聞き、在学中に研究を経験していることが留学するときにプラスになるのではないかと考えました。

研究医コースに所属してみてどうでしたか?

実験に充てる時間が増え、学会などに参加し、発表することができたので、とても有意義な時間を過ごすことができました。
学会などに参加して思ったことは、多くの先生が学生に優しかったほか、学生には参加費など費用面の優遇があり、参加しやすい環境が作られていることを知ることができました。

今はどんな研究を行っていますか?

生理学分野の研究を行っています。
生後すぐに呼吸ができるように胎生期の段階で呼吸に関わる神経のシナプス形成が行われています。しかし、胎児は羊水の中におり、肺による呼吸活動は生後にしか行われません。
胎児における自発活動は胎動であり、この活動と同調することにより呼吸に関するシナプス形成が行われているのではないかと考え、胎動と呼吸の関係について調べています。

将来の夢について教えて下さい。

将来は基礎医学を理解している臨床医として働き、何か疑問にぶつかった時にそれについて自分で調べられるような医師を目指したく思います。

後輩学生へのメッセージをお願いします。

実験データから何が分かるのか、自分が導きたいことを証明するためには何が足りないのかなどを考える機会が増え、普段の勉強においてもなぜこの症状が出るのかなど、疑問を持って勉強をする習慣がつきました。
また、学会での発表を経験したことにより、自分の考えをいかに相手に伝えるのか考えるようになりました。発表に対してさまざまな意見もいただき、自分では気付けなかった視点を知ることができ、疑問に対するアプローチの方法が増えたように感じます。
座学形式の授業では先生が主体で、学生は受身でいることが多いですが、実験では自分が主体となり自分で考えて問題を解決することができます。研究医コースでは、普段の授業では学べないことも経験できるので、ぜひ興味のある方は応募してください。